「TikTok ハッシュタグチャレンジ クリエイターTips」を初公開!TikTokクリエイターとハッシュタグチャレンジの広告効果の関係性を分析
TikTok For Businessでは、2020年1月〜2021年7月の間に、日本のTikTokで投稿されたハッシュタグチャレンジ動画およびTikTokクリエイターによるPR動画を分析しました。
この結果をもとに、ハッシュタグチャレンジにおいてクリエイターを起用する際に役立つポイントをまとめた「TikTok ハッシュタグチャレンジ クリエイターTips」を初公開しました。

「TikTok ハッシュタグチャレンジ クリエイターTips」では、広告主様、代理店様からよく寄せられる質問にQ&A形式で回答し、調査データとともに解説しています。
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#PR視聴数:クリエイターの投稿した#PR動画の視聴数
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UGC込み視聴数:ハッシュタグチャレンジのUGC投稿を含む視聴数
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誘導投稿数:ユーザーがクリエイターの#PR動画を観て、ダイレクトに撮影・投稿した数
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楽曲+ハッシュタグクリック数:動画に紐付けられた楽曲とハッシュタグのクリック数
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楽曲クリック数:動画に紐付けられた楽曲のクリック数
Q1. フォロワー数と動画視聴数に関係性はありますか?
100万フォロワー以上のクリエイターに対し、100万フォロワー未満のクリエイターはフォロワー1人あたりの#PR動画視聴数が144%〜433%という結果が出ています。
その背景にはTikTokのレコメンドシステム「おすすめフィード」の存在があります。フォロワーにしか広がらない従来のレコメンドシステムとは違い、TikTokの「おすすめフィード」は、今まで出会えなかった新しいファンを増やす機会を作ります。そのため、フォロワーが100万人未満のクリエイターでも動画視聴数が多くなる可能性があります。
Q2. フォロワー数の多いクリエイターを起用する意味とは?
A:「フォロワー数の多いクリエイターを起用したハッシュタグチャレンジでは、全体の視聴数や他クリエイターのパフォーマンスに影響する傾向にあります。」
フォロワー数と動画視聴数の関係性だけ見ると、必ずしもフォロワー数の多いクリエイターを起用する必要はありませんが、フォロワー数の多いクリエイターの起用には、以下のメリットがあります。
100万フォロワー以上のクリエイターを起用したハッシュタグチャレンジは、起用なしの場合と比べて、平均視聴数(UGC込み)が118%という結果になっています。
また、100万フォロワー以上のクリエイターを起用したハッシュタグチャレンジでは、起用なしの場合と比べて、楽曲とハッシュタグのクリック率が125%、エンゲージメント率が107%という結果になっています。
Q3. 一度のキャンペーンでの最適なクリエイター起用人数は?
7〜10本の動画を起用したハッシュタグチャレンジは、他の本数を起用したハッシュタグチャレンジより、平均視聴数(UGC込み)が129%〜278%、平均投稿数(UGC込み)が130%〜537%という結果になっています。
Q4. 起用クリエイターの総フォロワー数はどのくらいが最適?
A:「費用対効果が良い傾向にあるのは、合計200〜300万フォロワーです。合計フォロワー数が多いほど視聴数は伸びますが、その一方でフォロワーあたりの費用対効果は下がる傾向にあります。」
起用クリエイターが合計200万フォロワー以上のハッシュタグチャレンジは、合計200万フォロワー以下のハッシュタグチャレンジと比べて、ハッシュタグチャレンジ平均動画視聴数(UGC込み)が114%〜173%。
起用クリエイターが合計500万フォロワー以下のハッシュタグチャレンジは、合計500万フォロワー以上のハッシュタグチャレンジと比べて、1人あたりの動画視聴数(UGC込み)が126%〜338%という結果になっています。
平均動画視聴数(UGC込み)とフォロワー1人あたりの動画視聴数(UGC込み)の2つの指標を重ねてみると、合計200〜300万フォロワーが最も費用対効果が高くなることがわかります。
このように「TikTok ハッシュタグチャレンジ クリエイターTips」では、ハッシュタグチャレンジにおける各指標とクリエイターのフォロワー数との関係性を紐解き、最適なクリエイター起用に役立つデータを掲載しています。
上記以外のTipsや詳細な分析結果については、「TikTok ハッシュタグチャレンジ クリエイターTips」にまとめています。
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2020年1月1日〜2021年7月5日の間に、日本のTikTokにおけるハッシュタグチャレンジの公式楽曲 or ブランドエフェクトを使った投稿、計215,095本の動画を集計
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上記の動画から、さらに50,000視聴以上、且つ投稿テキストに“#PR”が付いている動画をクリエイターによるPR投稿として分類
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クリエイターの分析にフォーカスするために、クライアント公式アカウントからの発信や著名人などのPR投稿は除外
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極端に投稿数・視聴数の高い一部のチャレンジは除外
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数値については集計期間での媒体仕様に基づくデータとして分析
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