「グローバルとの連携で、TikTokとクライアント、チームの成長をドライブ」 Sales Director, Head of Strategic Accounts 宮内 良輔【社員インタビュー】

2024-10-25

TikTok for Businessで働く社員たちは皆、様々な経験や才能を持ち、それらを最大限に発揮しながら仕事に取り組んでいます。

日々どのようなことを考え、体験し、仕事に向き合っているのか、社員の生の声を聞きました。

「グローバルとの連携で、TikTokとクライアント、チームの成長をドライブ」 Sales Director, Head of Strategic Accounts 宮内 良輔【社員インタビュー】

宮内 良輔 / TikTok for Business Japan, Global Business Solutions, Sales Director, Head of Strategic Accounts

 

――TikTok for Businessにジョインするまでの経歴は?

2011年に新卒でヤフー株式会社(現:LINEヤフー株式会社)に入社し、広告営業として代理店およびエンターテインメント業界やIT業界、通信キャリアの広告主を担当していました。

その後、株式会社リクルートへ転職、採用支援部門でソリューションコンサルタント職を経験しましたが、再度、ヤフーへ転職しました。

ヤフーでは、営業戦略チームに所属し、中小代理店を担当する営業部のリーダーを経て、広告主担当の営業部長になりましたが、2022年にTikTok for Businessにジョインしました。

一時的に離れてはいたものの、10年以上、デジタルマーケティングの領域でキャリアを積んでいます。

 

――TikTok for Businessを選んだ理由は?

理由としては大きく2つあります。

1つ目は、TikTokが、マーケットに新たな価値をもたらすプラットフォームだと感じたからです。

デジタル広告は、この数年で想像を超えるほどの伸びを見せており、特に、グローバルで展開しているプラットフォームには目を見張るほどの勢いがあります。前職でも、広告主が新しいソリューションやプラットフォームを求めていると感じることが多く、その中で次第に、巨大なヤフーのマーケットを守りながら広告主に効果をお戻しするだけではなく、世の中に新しい価値を創造する経験をしたいと考えるようになりました。

ではなぜ、TikTok for Businessを選んだかと言うと、TikTokが、クリエイティブの力でユーザーの心を動かし、ユーザーに新しい発見を与え、デジタルマーケティング領域での価値創造ができるプラットフォームだと思ったからです。また、TikTokはまだまだ発展途上であり、これからさらに進化していくプラットフォームだとも感じ、だからこそ自分にも、その成長に携わる余地が十分にあると思いました。

2つ目は、シンプルにグローバル企業を経験したいという願望です。

LINEヤフーに在籍していた時、グローバル企業のスピード感やプロダクトの強さに興味を持ち、その社内では、どのようなことが起こっているのか知りたいと思っていました。グローバル企業に在籍することで、ステークホルダーをグローバル規模に広げることができ、また、アウトプットが自身の評価に直結する環境に身を置くことは、自分にとって新しいチャレンジであり、成長機会につながると考えました。

 

――TikTok for Businessにジョインしてから携わってきた業務、そして現在の業務と役割について教えてください。

最初は、代理店を担当する営業部門の責任者として着任しました。大手代理店というよりは、中小代理店と向き合うチームでしたので、TikTok に対するナレッジがまだ足りていなかったり、新しいことにチャレンジできていない代理店に対して、TikTok をクライアントに提案する土台をメンバーと共に作り、TikTokを活用する機会を増やしてもらうことが役割でした。

その後、同様のポジションで広告主を担当する営業部門を兼務し、2024年4月からは人材、金融、旅行、専門領域といった業種の広告主を担当する営業部門の責任者になりました。

 

――TikTok for Businessにジョインした際、驚いたことやギャップを感じたことがありましたか?

最初に感じたことは、やはりスピード感ですね。

ジョインした当初から「徐々に慣れて成果を出す」というスタンスは通用せず、即座にアウトプットが必要でした。前職で蓄積した経験があるとはいえ、そのスピードの速さには驚きましたが、こういうアグレッシブな環境を求めていたので、抵抗なく取り組んでいます。

もう1つは、グローバルの他のリージョンからのサポートが手厚く、プロダクトチームとの距離も近いことです。

以前、「外資系プラットフォームはプロダクトチームとのコミュニケーションが取りづらい」と言う話を聞いたことがあり、グローバル企業への転職で苦労するなら、この部分だろうと思っていました。

それが、TikTok for Businessはむしろ真逆で「何か問題が発生したらすぐにプロダクトチームを巻き込むように」と言われたことが印象的でした。日本で起こった問題に、他のリージョンやプロダクトチームが親身になって取り組んでくれて、グローバルでの全リージョンに対するサポート体制がしっかり整っていると感じました。

 

――クライアントと向き合う中で、意識していることは?

今やTikTokは、クライアントが自社のマーケティングをアップデートする上で欠かせない要素の1つになっていると思うので、クライアントと向き合う際には「絶対にTikTokを活用した方が良い」というマインドで取り組んでいます。

もちろん、クライアントとミーティングをするまでに、クライアントの商品やサービスを使ったり、アカウントをチェックするなど営業として基本的なことをきちんと行い、情報をインプットしておきます。そうすると、TikTokをうまく使いこなせていなかったり、活用方法を悩んでいるクライアントに対して、どのようにTikTokを活用すればいいか、TikTokで何ができるかを事前に頭の中でシミュレーションした上で、ミーティングに臨むことができます。

 

――これまでの取り組みの中で印象に残っているエピソードを聞かせてください。

担当しているクライアントの社長プレゼンに向けて、シンガポールのTikTok本社に相談した際、本社の持つ情報を提供してくれただけでなく、上層部が来日して同行してくれました。グローバルの他のリージョンも、どんな役職でも立場を気にせずフラットに接してくれて、積極的にサポートしてくれるのが印象的でした。

上層部であっても広告配信の設定や使用しているクリエイティブなど細部まで確認し、しっかりと現場の実情を把握するというスタンスなので、すぐに来日してクライアントに同行できるのだと思います。ポテンシャルを感じられるクライアントに対して、グローバルからいろいろなメンバーが飛んできて、一丸となってサポートするフットワークの軽さとスピード感は、TikTok for Businessならではの特長ではないでしょうか。

自分のチームが担当しているクライアントも、まだまだポテンシャルがある企業ばかりなので、グローバルでのサポートを受けながら、クライアントの成長に貢献したいですね。

 

――TikTok for Businessの業務を通じて、どのようなことが得られたと実感していますか?

「仮説設計力」と「迅速な意思決定力」です。

TikTok自体が急速な伸びを見せているため、社員である私たちも突如現れるトレンドやムーブメントを理解しながら、このプラットフォームをどう活用していくのか、日々ディスカッションを重ねています。過去の事例だけをベースに考えるのではなく、新たな仮説を組み立て、次々とトライして成功させることが重要なので、TikTok for Businessにジョインして「仮説設計力」が養われたと実感しています。

どこにも正解がないことに向かって試行錯誤し、様々なメンバーと協力し合って正解を探し当てるというサイクルを何度も繰り返すことができるのは、ここでしか得られない経験であり、良い成長機会だと思っています。

また、過去に在籍した会社では、アイデアを思いついたタイミングで議論したり、結論を出すことはほぼなく、次回のミーティングの議題にするというフローが通常でした。しかし、当社はスピード感のある会社なので、思いついたアイデアや議論していることへの結論は、その場ですぐに出すことが通常です。そのため、自ずと「迅速な意思決定力」が身に付きました。この即断即決というスタンスこそ、ビジネスの成長スピードを速めるためにはベストだと思います。

 

――マネジメントという立場において、心がけていることは?

メンバーに対して気づきを与える存在でありたいと思い、できるだけ俯瞰した視点を持ちながら、メンバーが提案の引き出しを増やすことができるようにサポートしています。

自分の経験によって蓄積された情報の引き出しをベースに、彼らがまだ経験したことのない領域についてアドバイスしたり、自分の立場だから得られる鮮度の高い情報を共有していますが、その際、チームメンバーのコンディションを見た上で、必要な情報のみを取捨選択し、適切なタイミングで共有することを心がけています。

チームメンバーの個々の能力、置かれている環境、与えられた数字など様々な条件を踏まえ、情報過多にならないように、どの情報をどの順番で共有したらチームが最もドライブするのかを考えることで、全員がストレスなく働けるように努めています。そのためには、日々、チームの状態を見ながら、リーダーとコミュニケーションを取り、どこにポテンシャルがあり、どこがリスクゾーンかを把握し、メンバーに伝えるべきことを整理しています。

それからもう1つ、長年、デジタルマーケティングの領域に携わってきたので「現場の細かなことまで理解でき、いざとなったら手を動かすことができる」という点が、マネジメントとしての自分の強みだと思っています。メンバーが指示を受け入れやすくするために、現場を正しく理解した上で的確な指示をするようにしています。

 

――今後、より力を入れて取り組んでいきたいことは?

グローバルコミュニケーションです。

自分自身はもちろん、チームリーダー、メンバーもどんどん巻き込んで、他のリージョンのグローバルチームとコミュニケーションを取っていくことが、とても大事だと思っています。

TikTok for Businessは、マーケットに新たな価値を次々と提供し続ける会社であり、常に高い目標を掲げてチャレンジをしています。他のリージョンと連携できることがグローバル企業の強みでもあるので、それを活かしながら、日本のチームだけでは実現しづらいスピード感とインパクトを追求していきたいと考えています。

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