Z世代からの高い支持を誇る、SNSからメディアまでマルチに活躍中のなえなのさんが考えるTikTok運用で心がけているポイント
TikTokでは、クリエイターの育成やコミュニティ強化のために、日頃からさまざまな支援をしています。その一環として10月4日からスタートしたのが、日本独自のクリエイター支援プログラム「TikTok Japan Creator Academy」。
クリエイター100組を対象に、3ヶ月間で総額約3000万円の動画制作支援金を提供。さらに、本プログラムの参加者同士やトップクリエイターとの交流を通じて、動画制作に関するアドバイスやノウハウを共有していきます。
※本記事は、TikTok Japan【公式】noteの掲載記事を転載(一部最新の情報に加筆修正)してご紹介します。
https://note.com/tiktok/n/n152430469aeb
今回は、プログラムの一環として12月1日に開催した参加クリエイター限定のオンラインセミナー「トップクリエイターの思考法」の模様をレポートします。
今回の講師は、SNSの総フォロワー数が700万人近くいる「なえなの(@naenano)」さん。
目次
TikTokローンチの4日後に動画を初投稿
なえなのさんが、TikTokに動画を初投稿したのは2017年9月17日。TikTokがローンチされた4日後のことでした。ローンチされた当時、TVやYouTubeで広告が配信され、同世代の間では話題になったそうで、クリエイターとして頑張りたいと思っていたなえなのさんも、すぐにインストールして始めたといいます。
ただ、インストールしてから数ヶ月間は、再生回数やいいねの数が伸び悩んだなえなのさんでしたが、2018年の1月に、流行りの音源で投稿したところ、ファンがつくようになり、再生回数も伸びていったそうです。
なえなのさんの活動の軌跡 |
高校を卒業後はアパレル店員として働いていたそうですが、すでに地元ではSNSで有名になっていたこともあり、勤務を続けるのが難しく、約5ヶ月で退職。心配する両親の反対を押し切ってクリエイターとして活動するために上京します。その際に、アパレル店員だった頃は忙しくて更新できなかったYouTubeを本格的に始めたところ、約2週間で登録者数が10万人を超えて、活動の幅が広がっていったそうです。
今では、テレビや雑誌などさまざまメディアで活動して多忙を極めていますが、今もTikTokにはかなりの頻度で投稿を続けているなえなのさん。その理由について、「テレビや雑誌に出るとファンの方は喜んでくれますが、私の原点はSNSです。SNSは一番身近にコミュニケーションが取れるツールで、私がここまで仕事ができるようになったのもファンの方のおかげなので、そこは途絶えさせたくないと思っています。また、私自身がクリエイティブなことが好きで、SNSを楽しんで続けています」と話しました。
普段投稿する際に心がけていることは?
なえなのさんの活動について伺ったあとは、TikTokの運用方法について質問させていただきました。まずは投稿頻度について、TikTokの投稿は、忙しいときを除いてほぼ毎日続けているそうですが、「一日に何本も投稿するのではなく、質にこだわって撮影や編集をした動画を一日一本アップするようにしています」と話しました。
撮影や編集について、時間があるときは1時間ほどかけて撮影をすることもあるそう。編集は凝ればいいというものではないそうで、「親しみやすい動画になればいいと思っているので、あまり編集しすぎずにアップしています」と話しました。
トレンドのキャッチアップ方法については、TikTokのおすすめフィードをひたすらチェックするそう。起きている間はほぼスマホを開いていて、TikTokも1日4時間ほど見ていて「この音源流行り始めたなと思ったり、流行りそうだなと思った音源があれば、投稿に『いいね』をつけて見返しています」と、なえなのさんは言います。リズムが単調だったり歌詞に特徴があったりして記憶に残りやすそうな楽曲は流行りやすいと、当たりをつけて保存しているそうです。
また、コアファンの獲得や維持については、できるだけ日本のファンに喜んでもらえるような動画作りを心がけているといいます。「実際に何か発表をしたり販売をしたときにいち早く反応してくれるのは日本のファンなので、まずはその方に向けた動画を作るようにしています」となえなのさん。サブアカウントも開設しているなえなのさんですが、少しラフな動画を投稿してファンに親近感や特別感を持ってほしいと話しました。
なえなのさんの自撮り術
最後に、なえなのさんの自撮りテクニックを教えてもらいました。
まず、撮影をする際には、ライティングを特に意識しているそうで、曲の雰囲気に合わせて背景の色を変えたり、サビに入ったり効果音が入ったりするタイミングなどでも変えているといいます。エフェクトについては、先述の通り親近感を意識しているため、流行っているものをいくつか押さえている程度で、ほとんど使っていないそうです。同じく、できるだけ素の状態を見せるために、加工は極力自然な範囲に抑えていると話しました。
構図や見せ方を工夫することも大切だと話します。例えば、視聴者が気になってコメントしたくなるような小物を後ろに置いたり、テスト撮影でたまたま撮れた映像をあえてそのまま採用するなど、いつもと違うテイストの動画も投稿することで、飽きずに見てもらえたり親近感が湧くきっかけになったりするとなえなのさんはアドバイスをしました。
背後に当てている色も、曲の雰囲気やタイミングによって変えている |
今回は、数百万人のフォロワーを抱えるトップクリエイターのなえなのさんに、TikTokの運用方法や、自撮り術を教えていただきました。
TikTokでは今後も「TikTok Japan Creator Academy」を通じて、未来のトップクリエイターを育成していきます。これからも開催したイベントの模様は随時noteで共有していきますので、どうぞお楽しみに!
TikTok for Businessのプロダクトをもっと知りたい方、広告・プロモーションに興味をお持ちの方は、
TikTok for Businessへお問い合わせください。