TikTokがきっかけでレシピ本を出版!訴求力抜群の「飯テロ」動画が人気のクリエイター:バヤシ
初心者にも簡単な操作方法とわかりやすいUIで、ユーザー誰もがクリエイターになれるTikTok。
フォロワー数が多く知名度の高いインフルエンサーでなくても、コンテンツ次第で一夜にして拡散する可能性を秘めています。そんな中でも現在人気沸騰中のイチオシクリエイターをインタビュー!
本記事は、気になる動画制作の裏側や彼らの知られざる一面を深掘りして紹介する連載企画。
今回は、目にも耳にも訴えかける「飯テロ」動画が人気となり、レシピ本を出版するなど活躍中のクリエイター「バヤシ」さんをご紹介します。
<プロフィール>
飯テロ動画クリエイター。パーソナルトレーナーとして活動後、調理から食べるところまでを映像と音で楽しめる「ASMR」などの料理動画を投稿。2022年3月には、初のレシピ本「バヤシの超低糖質レシピ」を出版。
※「TikTok CREATOR OF THE YEAR 2021」受賞
https://www.tiktok.com/@bayashi.tiktok
※TCM(TikTok Creator Marketplace)登録クリエイターhttps://creatormarketplace.tiktok.com/ad#/author/6992772348369698822
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―― TikTokを始めたきっかけを教えてください。
約2年前にパーソナルトレーナーを辞めた時、次は動画投稿を仕事にしたいと思っていました。
他の動画プラットフォームで動画投稿を始めましたが、それだけではチャンネル登録者数が伸びなかったので、半年後からTikTokに動画を投稿し始めました。
その当時はまだ、料理動画を投稿している方は少なかったですが、料理動画というジャンル自体は存在していたので、TikTokに投稿すれば大丈夫だろうと思っていました。
最初は、他の動画プラットフォームで投稿していた「飯テロ」動画を短縮して投稿していましたが、その後、TikTokでバズらせるためにTikTokライクな動画の方がよいと思い、縦型動画を撮るようになりました。
―― TikTokでは「作って食べる」料理×ASMR動画を投稿していますが、このコンテンツを投稿し始めた理由は?
パーソナルトレーナーをしていた時から食べることが好きでした。それに、ASMRの咀嚼音の動画を初めて見た時、これならできるかもしれないと思いました。
動画投稿を仕事にするということは、継続できないといけません。食事は生活の一部なので、これならずっと続けられるのではないかという狙いがありました。
糖質制限はパーソナルトレーナー時代からやっていたので、最初はそれを広めることができたらいいなと思っていましたし、糖質制限にこだわりつつ、咀嚼音の動画を投稿している人は今もいないので、差別化が図れると思いました。
さらに、ASMRというトレンドを取り入れた動画なら、仕事になり得るのではないかと予想し、「作って食べる」というコンテンツを選びました。
――投稿するネタはどうやって考えていますか?
日頃からSNSの料理動画を見て、参考にしています。いいなと思ったり、自分でもできそうだと思った動画を保存して、アイデアをストックしています。
ただ、糖質制限をかけているので、そのまま作ることができない場合や、レシピとしては良くてもバズりそうになければ、自己流にアレンジしています。
https://www.tiktok.com/@bayashi.tiktok/video/7094859813498146049?source=h5_t&_r=1
――コンテンツ作りで気をつけているポイントはどこですか?
一番気をつけていることは「分かりやすさ」です。
撮影の時は、クローズアップして撮ったダイナミックなシーンだけでなく、近すぎて情報不足にならないよう引きのシーンも撮っています。
短い動画の中で、テンポよく、分かりやすく、更にインパクトもある動画を意識していますが、分かりやすさがあってこそのインパクトです。
もちろん、カメラがブレないといった基礎的なことも意識しています。
料理も動画の撮り方も独学なので、動画プラットフォームに投稿されている動画を調べて学んでいます。
パーソナルトレーナー時代に、会社のPRの一環としてトレーナー紹介動画を作った時に、テロップやBGMの入れ方を知りました。そこで覚えたことも活かしています。
――「バヤシ」さんのファン層はどのあたりですか?
男女比は1:1、年齢層はありがたいことに幅広い世代に見ていただいています。その中でも特に20-30代が多いように思います。
海外の視聴者も多く、よくコメントもくれていますね。
――「バヤシ」さんのコンテンツがバズった理由はどこにあると思いますか?
生のサーモンを麺のように細く切って食べる動画が海外で最初にバズり、「生ものを食べると危ない」などのコメントが来ました。日本には刺身があり、生で食べることが当たり前でも、海外では珍しいのでバズるということに気づきました。
ただ、このような動画だけだと飽きられてしまうので、チーズのようなインパクトのある食材を使ったことが人気につながったと思います。
内容が分かりやすく、テンポが良く、さらに良い機材で撮影しているという組み合わせの料理動画を投稿するクリエイターが他にはいなかったため、プロのシェフがいる中、素人でもバズることができました。他の人よりも「できること」の要素が多かったので、トータル的に差別化が図れたのだと思います。
TikTokはどんどんスクロールされてしまうので、1秒単位のワンシーンでバズる要素を連続させることが大事です。動画の最後に大げさな顔をして食べることも、求められる要素の一つだと分かったので、動画のアクセントにしています。
https://www.tiktok.com/@bayashi.tiktok/video/7094096936952728834?source=h5_t&_r=1
―― バズる動画づくりのコツがあれば教えてください。
どんな動画であっても「分かりやすさ」が一番ですが、それだけではバズらないので、まず自分が撮りたい動画と似ていてバズっている動画を探します。見つけた動画に、自分の動画を寄せると仕上がりが良くなります。最初から自分のオリジナリティだけを出してバズることは中々難しいので、真似することから始めるといいと思います。
―― TikTokを始める前と後で、生活や周囲に変化がありましたか?
今も田舎に住んでいるので、まだ誰からも声を掛けられたことがないです。人と関わることがないので、周りの環境の変化はそれほどないかなと思っていますが、日々、世界中にフォロワーが増えていき、いろんな国々に動画が届くようになったことは実感しています。
そのため、どうしたら視聴者に喜んでもらえる動画が作れるか、日常生活の中に何かアイデアがないかといった点について、世界に向けた目線を常に意識しながら考えるようになりました。
―― 昨年、「TikTok CREATOR OF THE YEAR 2021」を受賞されましたが、改めてご感想や心境を教えてください。
きちんと表彰され、さらにメディアにも取り上げてもらえたのが嬉しかったです。不思議な感覚で、TikTokにはたくさんの個性で魅力的なクリエイターが溢れる中で、選んでいただいた事を大変光栄に思いました。
―― 最近取り組んだ中で、印象的だった仕事を教えてください。
昨年末に放送されたTikTokのテレビCMに出演させてもらったことです。その撮影の時、CMのセットなど、プロの世界を見ることができたことが刺激的でした。
https://www.tiktok.com/@bayashi.tiktok/video/7093273955275967746?source=h5_t&_r=1
―― これから作ってみたい動画を教えてください。可能であれば得意なジャンル(業界や商材)に絡めて教えてください。
糖質制限をしていることを動画ではあまり言ってこなかったので、今後は、低糖質の商品紹介や料理器具の紹介のような案件があればやってみたいです。
料理系の動画は続けていきたいと思いますが、料理以外でも自分のキャラクターを見せることができたらと思います。そして日本だけでなく、海外を中心にフォロワーを増やしていきたいです。
―― 今年3月に出版された、ご自身初のレシピ本についてご紹介ください。
「バヤシの超低糖質レシピ」というタイトルのレシピ本ですが、「飯テロ」と「糖質制限」という、相反する2つの要素を組み合わせています。糖質制限はダイエットに良いですが、健康づくりにも適している食事方法です。脂質は体に悪くないのでセーブせず、糖質だけを避ければ健康的な食事になるという考え方で、肥満体質の人なら、カロリーを気にせず、糖質を減らすことでお腹を凹ませることができます。つまり料理を楽しみながら痩せられるということです。
今回ご紹介した「バヤシ」さんは、TCM(TikTok Creator Marketplace)クリエイターとして、イベントや広告案件などでも活躍しています。
■TCMクリエイターとは
TCM(TikTok Creator Marketplace)は、クオリティーの高いコンテンツの提供と優れたTikTokクリエイターとのコラボレーションの実現を目的に開始したサービスで、ブランドとTikTokクリエイターとのマッチングを行っています。
現在TCMにはクオリティーおよび広告案件への意欲が高いクリエイターが多数登録されており、今後も登録者は増える予定です。
■TCM(TikTok Creator Marketplace)の特徴
広告主とTikTokクリエイターがダイレクトにコミュニケーションできる唯一のオフィシャルプラットフォーム。
日本、アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、タイ、ベトナム、フィリピン、マレーシア、シンガポール、インドネシア、ロシアの世界14ヵ国で対応。
クリエイターの登録者数はグローバルで1万人超、日本からはもちろん、世界14カ国からクリエイターをアサインできるグローバルなクリエイタープラットフォームです。
さまざまなカテゴリーに分類されており、自社ブランドや製品に最も相応しいクリエイターの選出が可能。
クリエイターの過去動画におけるパフォーマンスデータを公開。フォロワーの特徴などからブランドへの適合性を総合的に判断することができます。
TCM(TikTok Creator Marketplace)
https://creatormarketplace.tiktok.com/login
※TCMを利用・閲覧するには、アカウント登録が必要となります。
TikTokでは多彩な動画クリエイターたちが活躍中
TikTokでは、様々なジャンルに特化した動画クリエイターたちが、自身のスキルと投稿に対するエンゲージメントの向上を常に考えながら、多くのユーザーに動画を日々届けており、TikTok for Businessでは企業やブランドの課題を解決するために、動画クリエイターを起用したキャンペーンを企画、多くの事例実績を持っています。
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