サイバーエージェントが新設した「TikTok局」。幅広い業界をカバーし、クライアントへの貢献度が大幅に向上
TikTok for Businessとモバイルアプリ向けアドネットワークPangleの運用において、国内の代理店の中でも有数の実績を誇る株式会社サイバーエージェントは、2021年11月、新たに「TikTok局」を社内に設立。
その目的と役割、今後の展望について、株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 局長 帆秋 大地 氏にお話を伺いました。
――サイバーエージェントが社内に「TikTok局」を新設した経緯と目的を教えてください。
私は2020年の夏ごろからTikTok、Pangleを担当していますが、当時はまだ専任のチームがなく、社内的にもそこまで大規模な組織で取り組んでいませんでした。
しかし、御社とやりとりする中で、プラットフォームとしてのTikTokの年度成長率がグローバルで200%ということ知り、他メガプラットフォームと比較しても類を見ない伸び率を記録していたので、ここまで伸びているプラットフォームに対して、きちんと体制を整えて取り組もうということになりました。
「TikTok局」を設置する前の2021年末に発表された「TikTok for Business Agency Award 2021」ではシルバーを受賞しましたが、代理店としてはより顧客への貢献を高め、上を目指すべく、専任のチームである「TikTok局」を2021年11月に新設しました。
――「TikTok局」の体制と役割について教えてください。
「TikTok局」新設のタイミングでメンバーを増員しました。新規案件を提案するグループと既存案件の運用に注力するグループに分かれており、社内的には他社のメガプラットフォームと並列の組織になりました。
――「TikTok局」の設立により、クライアントへの取り組みにどんな変化がありましたか?
新規、既存どちらのクライアントに対する提案でも時間をかけることができるようになり、新規案件を受注する数がかなり増えました。既存案件の運用にも注力でき、クライアントに向き合う時間が増えたように思います。
TikTok for BusinessやPangleの活用での効果の上げ方、コンテンツの広げ方などPDCAをしっかり回せるようになり、「TikTok局」設立前の2021年上期と比べて、2022年は成長率が300%まで到達しそうな勢いになっています。
また、御社が注力しているUGCクリエイティブをいち早く導入するなど、クリエイティブ制作にも積極的に取り組むことができ、それによる広告効果の改善やコンバージョンの増加を実現することができました。
新規提案によって獲得したクライアントは、電子書籍からゲーム、メディア、通販コスメといった幅広い業界に広がっています。
株式会社サイバーエージェント インターネット広告事業本部 局長 帆秋 大地 氏
――「TikTok局」は現在、TikTok for Businessとどのような連携を図っていますか?
TikTok for Businessにもサイバーエージェントチームがあり、きちんと体制を整えて下さっているので、「TikTok局」設立時から定例のミーティングを週1〜2回実施しています。またコミュニケーションツールを双方で導入して、いつでもすぐに連携ができるため、かなり密接なコミュニケーションが取れています。
――今後、「TikTok局」をどのように発展させようと考えていますか?
「TikTok局」の設立によって、企画提案や運用については順調に回っているため、UGCも含めたクリエイティブをTikTokやPangleに最適なものにしていきたいです。
これまでは、他社のプラットフォーム用のクリエイティブを単純に縦型動画に変換するケースが多かったため、TikTokライクなクリエイティブがなかなか制作できていませんでした。
そのためサイバーエージェントでは、2022年8月にTikTok専任のクリエイティブチームを作り、クリエイティブも強化しています。
TikTok for Businessでは様々なTipsや事例を公開しているので、これらを活用しながら、「TikTok局」とTikTok専任のクリエイティブチームでも業界や業種ごとにクリエイティブを分析し、TikTokやPangleで伸びるクリエイティブ、TikTokライクなクリエイティブを制作していきたいと考えています。
今後は、クリエイティブの面でもTikTok for Businessチームと一緒にPDCAを回し、より一層連携を深めていきたいと思います。
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