Spark Adsをはじめる

2023-04-19
本記事では、Spark Adsについて解説をしていきます。
Spark Adsをはじめる

Spark Adsとは?

Spark Adsとは、対象となるTikTokアカウントで事前に投稿された動画を「広告素材」として利用する配信方法です。

Spark Adsは通常Infeedに比べ、オーガニックに近い状態で配信が行われることにより、視聴完了率やエンゲージメント、CVRに良い影響を与えます。

Spark Ads活用シーン

よくSpark Adsが利用されるケースのご紹介です。

クリエイターアカウントとの連携、企業アカウントとの連携が一般的ですが、最近はレビューを投稿してくれた一般の方の投稿を広告に利用するケースなども見られるようになりました。

Spark Adsの見え方

通常のInfeedとSpark Adsの見え方(UI)の違いをご紹介します。

▽通常のInfeed UI

アイコン画像、CTAボタンをクリックした場合、ご設定された「誘導先ページ」へと遷移が行われます。

 

▽Spark Ads UI

※画像はあくまでもイメージです。実際のものと異なる場合がございます。

アイコンはTikTokプロフィールページへと遷移、CTAボタンは誘導先ページへと遷移されます。

よって、Spark Adsはオーガニックに近い状態で広告配信が行われることにより、通常の広告に比べて高いパフォーマンスを期待することができます。

Spark Adsを設定してみよう

ここからは実際の設定手順を解説いたします。

TikTokアカウントとの連携方法は下記の2種類です。

1. 所有アカウントを使用

2. 他の承認済みアカウントをまたは投稿動画を使用

 

1. 所有アカウントを使用する場合

所有アカウントを使用する場合は下記2つを満たす必要があります。

  • TikTokアカウントに直接ログイン可能(ID・PWが手元にある状態)
  • ビジネスアカウント(個人アカウントからの切り替えが必要)

【アカウント連携】ボタンを押し、直接ログイン後、広告にご利用される動画をご選択いただきます。

 

2. 他の承認済みアカウントまたは投稿動画を使用する場合

1.で説明した「アカウント」ではなく、「特定の動画」と紐付けを行う方法です。

こちらはビジネスアカウントである必要はございません。インフルエンサーなどの第三者配信を行う際によく用いられます。【+TikTok上の投稿動画を承認】をクリックすると下記の画面に移ります。

動画コードの取得はTikTokアプリから行います。

 

①まずはプロフィール設定から広告設定をONに

 

②実際に広告に利用する動画の画面の「・・・」ボタンから広告設定、「広告使用承諾」をON、有効期限を選択すると、コードをコピーすることができます。

広告への利用を許諾している期間はその日からカウントされます。そのため、クリエイターなどの第3者のオーガニック投稿を広告として利用される際は、あらかじめ双方間で【広告に利用する期間】を定める必要がございます。

 

③コピーした動画コードを権限申請の欄に入力し、紐付け完了です。

どちらの方法でも動画が投稿されている状態であれば、5分ほどで作業完了となります。

みなさんもSpark Adsを活用して、ビジネスを加速させましょう。

 

よくあるご質問

Q.ビジネスアカウントへの変更方法

A.プロフィール設定→アカウントとプライバシー→アカウントから変更可能です。ビジネスアカウントは通常の投稿に関しましても、商用可能楽曲の利用が必須になります。ただし過去に投稿されたものはその限りではございません。

 

Q.動画の入稿秒数は60秒ですか?

A. Spark Adsは10分までの動画入稿が可能でございます。(通常Infeedは60秒)

 

Q.ハッシュタグの利用はできますか?

A. Spark Adsはハッシュタグの利用が可能です。

 

Q.TikTokの広告マネージャーでコメントをOFFにした場合、紐付けを行なったクリエイターアカウントの動画もOFFになりますか?

A.連動されているためOFFになります。

 

Q.TikTok analytics(ビジネスアカウントのみが閲覧可能な各種数値)に広告の数値は含まれますか?

A.含まれます。広告の数値+通常投稿の数値の合計値が表示されます。

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