ゲーム業界のTikTok運用型動画広告3万データを分析、 クリエイティブのポイントを初公開

2020-07-30

TikTok For Businessでは、2019年12月〜2020年3月にTikTokで配信された「パフォーマンス広告(運用型動画広告)」を業界別に分析。
特にパフォーマンス広告のニーズが高いゲーム業界が配信した約3万件の動画広告のパフォーマンス結果を分析し、広告効果を高めるクリエイティブTipsを初公開しました。
※ゲーム業界はoCPC運用(DL促進)に限定して分析

ゲーム業界のTikTok運用型動画広告3万データを分析、 クリエイティブのポイントを初公開

効果的なクリエイティブとは

ゲーム業界では、アプリインストールやインストール後のアクションをKPIとするため、多くがoCPC運用となっています。

その鍵を握っているのがCTRとCVRで、

ACTRを高めるクリエイティブ
BCVRを高めるクリエイティブ

この2点の両方を満たすことができるクリエイティブをどう制作するかがポイントです。

この度公開した「TikTok Performance AD Creative Tips」では、CTRとCVRを高める方法について、具体例を挙げながらより詳しく解説しています。

 

ACTRを高めるには?

CTRを高めるには大きく2つの方法があります。

1点目は「ゲームの内容理解を高める」ことです。

伝える内容(システム、キャラ、ストーリー)を1点に絞り込むことでユーザーの理解が深まり、クリックを誘引することができます。内容を1点に絞り込んだ場合と複数訴求した場合との比較では、平均CTRに差が生まれています。

 

2点目は「クリック誘引要素を付加する」ことです。

見せ方を変えることで新しさを演出できるタップ遊びを広告に入れると、CTRは飛躍的に上がります。実際のパズルゲームでは、タップ遊びがない場合のCTRが0.78%に対し、タップ遊びがある場合は1.5%という結果となりました。

 

BCVRを高めるには?

CVRを高めるには大きく2つの方法があります。

1点目は「ニュース性を付加する」ことです。

コラボ、ガチャ、イベントなどで特定層の人気要素を付加することが効果を発揮します。実際のパズルゲームでは、コラボがない場合のCVRが10.6%に対し、コラボがある場合は27.9%と2倍以上となっています。

 

2点目は「没入感を高める」ことです。

縦型広告は没入感を高めるため、CVRを大きく上げる要素となります。

スクエアと横型のCVRはどちらも7%台ですが、縦型は9.77%と高くなっています。また、縦型はCTRや完全視聴率などその他の指標も上がる傾向にあります。

 

<調査概要>

・調査時期:2019年12月14日〜2020年3月16日
・調査対象:ゲーム業界のTikTokパフォーマンス広告(運用型動画広告)を分析
・調査データ数:約3万件

 

上記以外にもデータに基づいた詳細な分析を行い、レポートにまとめています。

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