ゲームアプリのTikTok広告活用事例|CTR・CVRを高めるクリエイティブのポイントも解説
セルフサービスで運用型広告が配信できる「TikTok For Business」の利用増に伴い、アプリ業界からのTikTok、BuzzVideo、Pangleへの広告出稿が増えており、なかでもゲームアプリの勢いは目を見張るものがあります。
本記事では、ゲームアプリの広告活用事例を紹介しながら、CTR、CVRを高めるクリエイティブのポイントについて解説します。
1. オンライン運用型広告とは
TikTok For Businessでは、TikTok、BuzzVideo及びPangleを介した多数のアプリへの広告配信を全てオンライン上で実施できるセルフサービスの広告プラットフォームを展開しています。
アカウント開設から広告配信まで実施でき、広告素材もオンライン上で簡単に製作することが可能です。
オンライン広告の知識が浅い初心者の方から、知識・経験が豊富な方まで誰もが簡単に使えるツールで広告配信ができ、少ない予算からでも運用できます。
2. ゲームアプリのマーケティングで、TikTok For Businessの運用型広告が人気な理由
(1) 多様な広告フォーマットと広告枠
出稿する媒体の特長を活かした広告フォーマットと広告枠をご用意。達成したい目標に合わせてお選びいただけます。
【TikTok、BuzzVideoの広告フォーマットと広告枠】
【Pangleの広告フォーマットと広告枠】
(2) アクティブなユーザーが多いTikTok
TikTokではアクティブなユーザーの割合が多いため、目標CPIで一定量のユーザーを獲得することができます。さらに、広告のエンゲージメントが高いこともTikTokの特徴です。
(3) 購買力の高いユーザーが多いBuzzVideo
年収、可処分所得が他のプラットフォームと比較して高く、経済的に余裕がある人が多いBuzzVideoユーザーは、アプリ利用、購買行動への態度変容もアクティブです。そのため、ROASが非常に高くなっています。
(4) 良質なユーザーが獲得できるPangle
モバイル広告配信の分野で業界をリードしているPangleは、良質な広告枠を確保しているため、獲得したユーザーの質が高いと定評があります。
Pangleの広告フォーマットの一つである「リワード動画広告」は、ユーザーが動画を最後まで視聴するとアプリ内で報酬を獲得できるという広告手法であるため、サービスを理解したユーザーを獲得することができ、高いブランド浸透率とコンバージョン率が期待できます。
(5) システムが自動的に目標に合わせて配信
TikTok For Businessは、オンライン広告の知識が浅い初心者の方でも簡単に設定ができます。目標のCPIを設定して広告を入稿するだけで、システムが自動で目標のCPIに合わせて配信してくれます。
3. ゲームアプリにおすすめ!クリエイティブ制作のポイント
TikTok For Businessでは、ゲーム業界が配信した約3万件の動画広告のパフォーマンス結果を分析。そこから、広告効果を高めるクリエイティブ制作のポイントを発見しました。
(1) ゲームアプリに効果的な広告クリエイティブとは
ゲーム業界では、アプリインストールやインストール後のアクションをKPIとするため、多くがoCPC配信方式*となっています。
その鍵を握っているのがCTRとCVRで、
A)CTRを高めるクリエイティブ
B)CVRを高めるクリエイティブ
この2点の両方を満たすことができるクリエイティブをどう制作するかがポイントとなります。
oCPC配信方式*とは
oCPC (optimized CPC)コンバージョン(アプリインストール)を最適化の目的にした配信方式。設定した目標の獲得単価 (CPA)を実現するために最適な入札をシステムが自動で行い、インプレッションの価値を予測して入札する仕組み。
(2) TikTok広告のCTRを高める方法
CTRを高めるには大きく2つの方法があり、1点目は「ゲームの内容理解を高める」こと、2点目は「クリック誘引要素を付加する」ことです。
(3) TikTok広告のCVRを高める方法
CVRを高めるには大きく2つの方法があり、1点目は「ニュース性を付加する」こと、2点目は「没入感を高める」ことです。
CTRとCVRを高める方法については、「TikTok Performance AD Creative Tips」で具体例を挙げながら詳しく解説しています。ゲーム業界のTikTok運用型動画広告3万データを分析、 クリエイティブのポイントを初公開
4. ゲームアプリの広告活用事例
(1) TikTokの広告事例
TikTok広告の特徴の一つである縦型全画面広告は没入感を高めるため、CVRを大きく上げる要素となります。スクエアと横型のCVRはどちらも7%台ですが、縦型は9.77%と高くなっています。また、縦型はCTRや完全視聴率などその他の指標も上がる傾向にあります。
(2) BuzzVideoの広告事例
BuzzVideoは、動画と静止画の二種類の形式で入稿することができますが、入稿する広告素材が動画なのか静止画なのかによって、効果を高めるために工夫すべきポイントが異なります。
動画広告の場合、スクエア型の動画広告と横型の動画広告の比較では、スクエア型の動画広告のCVRが25.6%高くなるという結果が出ています。
静止画広告の効果を高めるクリエイティブTipsについては、「BuzzVideo運用型広告クリエイティブTips」で具体例を挙げながら詳しく解説しています。
ゲーム業界で効果的なクリエイティブを分析、BuzzVideo運用型広告クリエイティブTips初公開。
(3) Pangleの広告事例
女の子のキャラクターを画面タップでジャンプさせ、次々と出現する弾力のある豆腐のブロックの上に着地させていくという、誰でも気軽に遊べるモバイルゲーム『豆腐少女』は、広告でありながらゲームのように遊ぶことができる「プレイアブル広告」を活用。
「タップしてジャンプする」という一番基本的なゲームプレイを広告として実際に体験させ、広告でのゲームプレイ中にダウンロードボタンを表示させることで、自然な流れでゲームのダウンロードにつなげました。
その結果、CTRとCVRの両方が増加し、プレイアブル広告が表示される可能性は2倍まで高まり、『豆腐少女』のプレイアブル広告のCVRは、非プレイアブル広告のCVRの3倍の獲得に至りました。
『豆腐少女』での広告活用事例について、詳しくはこちらで解説しています。
【広告活用事例】タップゲーム『豆腐少女』、プレイアブル広告でコンバージョン率が3倍に!
5. セルフで運用型広告を出稿する方法
こちらのサイトより、アカウント登録をお願いします。
※アカウント開設から配信開始まで、最短1日で可能
※管理画面の遷移に沿って設定するだけの簡単操作で完了
こちらの記事でアカウント開設から広告出稿までの手順を詳しくまとめていただいていますので、ぜひご活用ください。
【はじめてのTikTok広告出稿】アカウント開設から広告出稿方法までスクショ付きで丁寧に紹介します!>
今回は、ゲームアプリの広告活用事例を紹介しながら、CTR、CVRを高めるクリエイティブのポイントについて解説しました。
詳細な内容や料金メニューなどご興味がある方は、お問い合わせからぜひお気軽にご相談ください!
TikTok For Businessは、マーケティングソリューションを実現するプラットフォームです。新しい興味や関心ゴトを探しているオーディエンスと、企業/ブランドを自然に結びつけることで、広告という従来的な枠組みを超えたコミュニケーションを実現。認知拡大から顧客獲得まで、さまざまなファネルにおけるビジネス課題を解決に導きます。