TikTokから、「元気」と「情報」を求めるミレニアル世代 〜利用実態や意識を世代・属性別で大解剖!デジタルメディアインサイトレポート【ミレニアル世代編】〜

2021-06-30

ユーザーはどのようなモチベーションでSNS含むデジタルメディアを利用し、その広告をどう受け止めているのか、その中でTikTokはどのように利用され、ユーザーにとってどのような空間なのかといったSNSとTikTokの利用実態やユーザーの意識について調査を実施。世代別・属性別で分析したデジタルメディアインサイトレポートをシリーズでご紹介します。

第一弾は、1981〜1995年に生まれた「ミレニアル世代」。

マーケティングやプランニングにぜひご活用ください。

TikTokから、「元気」と「情報」を求めるミレニアル世代 〜利用実態や意識を世代・属性別で大解剖!デジタルメディアインサイトレポート【ミレニアル世代編】〜

TikTok For Businessでは、これまでTikTokユーザーの動向と実態を調査した「TikTokユーザー白書」、Z世代と呼ばれる1996年以降に生まれたユーザーのリアルな声をまとめた「Z世代白書」など、さまざまなユーザー調査を実施してきました。

各ユーザー調査について詳しくはこちら>

世代別・属性別で分析したSNSインサイトレポート第一弾となる「ミレニアル世代」は、1981〜1995年に生まれ、テクノロジーの台頭を目の当たりにしてきた世代です。就職氷河期に直面した彼らは、モノの所有にこだわらず堅実に生きようとする傾向にあります。

そんな「ミレニアル世代」はどのようにSNSと付き合い、TikTokに対してどのようなイメージを持っているのでしょうか。

「ミレニアル世代」の7つのSNSインサイト

1. SNSは生活に必要不可欠なツール

ミレニアル世代で「スマホがないと生きていけない」と回答した人は66.8%、「SNSを利用して時代についていきたいと思う」と回答した人は50.5%、「SNSは実用的なツールだと感じる」と回答した人は63.8%となっており、ミレニアル世代にとって、スマホやSNSは生活上、必要不可欠なツールになっています。

 

2. SNS広告への受容性が他の世代よりも比較的高い

「関心のなかったブランドもSNS広告を見てから好きになったことがある」と回答した人の割合が、全体平均よりも高いミレニアル世代は、SNS上の広告への受容性が高いと言えます。

また、文字よりも動画のほうが好まれており、「実際商品を使っているリアルなところを見せてくれたら好感が持てる」と回答した人の割合は53.5%と半数を超えています。

 

3. ミレニアル世代は「元気がもらえるコンテンツが好き」な傾向あり

ミレニアル世代は、他の世代に比べて「赤ちゃん」「お笑い・ネタ系」「ダンス」「いたずら系」「景色・旅行」など、元気がもらえるようなコンテンツジャンルを好む傾向にあります。

 

4. 主体的に、フルアテンションでTikTokを視聴

主要プラットフォーム3社平均の視聴環境とTikTokの視聴環境とでは、TikTokは「音声ON」での視聴が152%、「全画面視聴」が156%と約1.5倍にも上ります。

その一方で「ながら視聴」は62%と低く、ミレニアル世代はTikTokを主体的な視聴態度=フルアテンションで視聴していることがわかります。ショートムービープラットフォームのTikTokは、ミレニアル世代のライフスタイルにこそ、マッチしているのかもしれません。

 

5. 「元気で前向き」「流行の情報収集」をする場所=TikTok

ミレニアル世代のTikTokに対するイメージは「元気、前向き」という回答が他の世代に比べて高く、主要プラットフォーム3社平均の約2倍となっています。そのため、利用シーンとして「やる気を出したいとき」と回答した人がユーザー全体の平均を上回っています。

また、ミレニアル世代からは「次の流行りがわかる」場所というイメージを持たれており、「ファッションの情報収集をするとき」に利用している人が全体平均よりも多くなっています。

日々忙しい毎日を過ごしているミレニアル世代にとって、TikTokはコンテンツ消費の場所だけでなく、元気をもらったり情報を収集したりできる、日常生活の役にも立つ場所になっているようです。

 

6. TikTokの広告・PR投稿を紹介する、ミレニアル世代

広告やPR投稿を見たあとの行動として「見た内容を別のSNSで紹介したことがある」と回答した人の割合が、TikTokは主要プラットフォーム3社平均の約2倍となっています。

TikTokで広告やPR投稿を見たミレニアル世代は、友達に紹介したり、コメント欄で他のユーザーの意見を見たりする割合も高くなっています。

 

7.行動を起こすきっかけがTikTok

TikTokを見て「欲しいと思う商品を見つけたことがある」と回答した人は24.1%、「TikTok内で紹介されたハウツーを実践することがある」と回答した人は23.9%。ミレニアル世代には、TikTokで欲しいものを見つけたり、実際に購入するなど行動を起こす経験をしている人が多く存在します。

このようにミレニアル世代は、Z世代とも、さらに上の世代であるX世代とも違う、特有の価値観を持ち、行動していることが分かりました。

TikTokはZ世代や若者中心のメディアだと思われていましたが、若年層だけではなくミレニアル世代以上のユーザーも増えて来ています。仕事やプライベートなど何かと精力的に活動し、忙しいミレニアル世代にとっても短尺で楽しめる場所が求められ、受け入れ始められていることが今回のメディアインサイトレポートからも見えてきます。ミレニアル世代をターゲットとしたマーケティングにも、ぜひ、TikTokの活用をご検討ください。

 

また、今回の結果についてより詳しく考察するミレニアル世代ユーザー白書を、7月に発表する予定なので、興味のある方はご注目ください。

これからも、日本におけるTikTokのユーザーの動向と実態を通して、今後のマーケティング・コミュニケーションについてさまざまな切り口から分析した白書やレポートを定期的に発信していく予定です。

この他、詳細については「お問い合わせ」からご連絡ください。

 

<調査概要>
調査委託先:マクロミル
調査実施時期:2021年4月22日〜4月26日
調査人数:全体1,997ss(TikTokユーザー964ss / TikTokノンユーザー1,033ss)
調査対象:全国15〜69歳の男女

<調査データの引用・転載について>
調査データの引用・転載の際は、必ず「
TikTok For Business デジタルメディアインサイトレポート」と明記いただき、併せて、広報担当までご連絡をお願いいたします。
なお、Webページ(メディア/ブログなど)にて引用・転載される場合は、本記事のURLも合わせてご掲載ください。
※『TikTok For Business』: https://tiktok-for-business.co.jp/archives/7284/

 

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