クリック数は他のSNS広告の約10倍!潜在意識に残る動画広告が書店にまで波及【きずな出版】
セルフサービスでアカウント開設からクリエイティブ作成、TikTok等のプラットフォームへの広告配信までできるTikTok For Business。
実際にTikTok For BusinessでTikTokに配信し、成果を上げている株式会社きずな出版 編集部 川本様にインタビューしました。
広告配信の参考としてご活用ください。
企業名:株式会社きずな出版
商材名:『20代にとって大切な17のこと』(著者:本田健氏)
商材カテゴリー:本
きずな出版WEBサイト:https://www.kizuna-pub.jp
商材の特長
「きずな出版」は、主にビジネス書、自己啓発本、実用書を出版しており、関連会社では、出版セミナーや著者の講演会運営などを実施。著者との距離が近く、講演会やセミナーは高い頻度で行っています。
今回の商材である『20代にとって大切な17のこと』は、20代をターゲットにした本です。
ターゲットへの新しいアプローチ方法としてTikTok広告を配信
――TikTok広告を活用した背景について教えてください。
今まで出版業界における広告出稿先といえば新聞が主流でしたが、そのことに限界を感じており、弊社では新聞以外にも、SNS広告を運用しています。広告を配信する媒体は、ターゲット層や本の内容によって使い分けています。
今回の本は20代に向けた本なので、新聞を読まない20代にアプローチするために、新たにTikTok広告を活用して10代後半から20代のより多くの人にアプローチできたらと考えました。
――TikTok広告にどのようなことを期待していましたか?
他のSNS広告では1枚の画像を広告素材として出稿していますが、TikTok広告の場合、15秒程度の動画広告なので、より訴求力が高まると思いました。
1枚の画像だけではタイムライン上でスルーされてしまうことが多いと思いますが、動画はそのままコンバージョンまで繋げられるのではないかと期待して運用を開始しました。
潜在意識に残る動画広告が書店での購入につながる
――TikTok広告配信の成果を教えてください。
今回の広告配信は、ターゲットを18〜34歳の男女、興味行動ターゲットで「読書」カテゴリーを選択。ランディングページはAmazonの商品ページに設定しました。
TikTok広告運用前はAmazonの総合順位で10,000位〜15,000位を推移していたため、TikTok広告によって4,000位〜5,000位のゾーンまで上がってくれればと思っていました。実際、運用を開始したところ、1週間でじわじわと順位が上がっていき、4,000位あたりの順位を推移するようになったので、当初の目標は達成できました。
それから、他のSNS広告と比べて圧倒的に違ったのはクリック数の多さです。他のSNS広告と同条件で配信した際、TikTok広告はクリック数が約10倍高くなっていました。クリック率も非常に高く、他のSNS広告の約5倍の数値でした。このことから、クリックしてもらえるのが動画広告の強みだということがわかりました。
また、TikTok広告は他のSNS広告よりもインプレッション数が多いため、より多くのユーザーにリーチできています。ランディングページのAmazonから購入されていなくても、最近広告で紹介されていた本」としてユーザーの潜在意識の中にあると、他の本を買う目的で書店に行ったとしても、広告で紹介されていた本が目に留まると思います。Amazonですぐに購入されなくても潜在意識に残っていることは非常に良い効果です。
本の場合、書店に並んでから3週間経過すると返品が始まりますが、この本に関しては発売されて半年近く経っているのに返本率がわずか数%に留まっています。Amazonでの購入だけでなく、書店でも根強く売れているのだと思います。
若者の中にはクレジットカードをまだ持っていない人がいるので、もしかすると20代向けの本は、オンラインだけでなく、書店で売れることが多いのかもしれません。
少ない予算で始められるから、前例がなくても取り組みやすいTikTok広告
――TikTok For Businessの広告クリエイティブ制作ツールを活用されたそうですが、どのような感想をお持ちですか?
動画の内容は関連会社で制作しましたが、BGMはクリエイティブ制作ツールで提供されている音源を活用しました。
クリエイティブ制作ツールは、初見でも操作しやすかったですし、いい音源が見つかりました。
▼実際に出稿されたTikTok広告
広告の遷移先はこちら
――今後、どのようにTikTok For Businessを活用していきたいですか?
他社も含め、出版業界、特にビジネス書の分野ではSNS広告を積極的に運用している事例があまり確認できず、そういった環境下で初回から大きな予算を割いて広告出稿をすることはなかなか難しい状況でした。そんな中TikTok広告は、少ない予算でお試しとして始めることができるところがありがたかったです。
近刊では、絶大なインフルエンサーである「ひろゆき」さんの『ラクしてうまくいく生き方』や「メンタリストDaiGo」さんの『悩む力』といった本が発売されています。インフルエンサーの方の本とTikTokは非常に相性がいいと思いますので、今後はインフルエンサーの本でTikTok広告を運用していけたらと思います。
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TikTok For Businessでは、TikTok、BuzzVideo及びPangleを介した多数のアプリへの広告配信を全てオンライン上で実施できるセルフサービスの広告プラットフォームを展開しています。
アカウント開設から広告配信まで実施でき、広告素材もオンライン上で簡単に製作することが可能です。
オンライン広告の知識が浅い初心者の方から、知識・経験が豊富な方まで誰もが簡単に使えるツールで広告配信ができ、少ない予算からでも運用できます。