金融業界のTikTok運用型広告とランディングページを分析、効果的なクリエイティブのポイントを初公開
TikTok For Businessでは、2019年11月30日〜2021年11月30日の日本でのTikTokにおける金融業界の運用型広告を分析しました。
この結果をもとに動画広告およびランディングページの活用において、より効果を高めるポイントをまとめた「TikTok運用型広告クリエイティブTips 〜金融業界〜」を初公開しました。
今回の調査では、個々の広告、ランディングページ(以下、LP)において、特にパフォーマンスが良かったクリエイティブの要素を抽出し、分析しています。
効果的な動画広告/LPの特徴
1. スキップされない広告の特徴
冒頭でスキップされることなく2秒視聴された割合は、「人物なし」の13.72%に対し、「人物あり」では20.48%と約149.3%高くなっています。
2. 6秒視聴率が高いクリエイティブの特徴
「〜な時はありませんか?」のような質問を、冒頭の6秒以内に視聴者に問いかけるクリエイティブは、6秒以内に質問をしないクリエイティブに比べて、6秒視聴率が約133%高くなっています。
3. CTRが高いクリエイティブの特徴
TikTokオーガニック感があるクリエイティブは、オーガニック感がないクリエイティブに比べて、CTRが約113%高くなっています。
4. CVRが高いLPの特徴
①ファーストビューと動画の共感表現は一致させる
ファーストビューと動画の共感表現は一致している素材は、一致していない素材に比べてCVRにおいて約118%高くなっています。
② ボティ順番の特徴
- 共感表現:興味を引く表現
- 解決策提示:サービスを提示
- ベネフィット提示:強み、選ばれる理由
- カード情報詳細:サービス内容具体的に紹介
- よくある質問:疑問を解決する
- 実績紹介:お客様の声、事例など
- 他社との比較:他社サービスと比べながら、再び自社の強みを紹介
- 申し込みから利用開始までの流れ:申し込みや契約の流れを紹介
- 他サービス推奨:自社の他のサービスをおすすめする
- CTAボタン:購買や契約などのページへ導く
③ LP全体においての特徴
CTAボタンの数が5つ以上のLPは、CTAボタンの数が4つ以下のLPに比べて、CVRが約115%高くなっています。
このように、TikTok広告およびLPの効果をより高めるクリエイティブには、いくつかの特徴があることが分かりました。
上記以外のTipsや詳細な分析結果については、「TikTok運用型広告クリエイティブTips 〜金融業界〜」にまとめています。
調査時期:2019年11月30日〜2021年11月30日
調査対象:日本でのTikTokにおける金融業界の運用型広告( Customer Primary Industry:Traditional Financial Industry, Internet Finance )
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