「クライアントやステークホルダーとのリレーション構築が重要な役割」Manager 前川 基【社員インタビュー】 | 【公式】TikTok for Business: TikTok広告

「クライアントやステークホルダーとのリレーション構築が重要な役割」Manager 前川 基【社員インタビュー】

2024-07-04

TikTok for Businessで働く社員たちは皆、様々な経験や才能を持ち、それらを最大限に発揮しながら仕事に取り組んでいます。

日々どのようなことを考え、体験し、仕事に向き合っているのか、社員の生の声を聞きました。

「クライアントやステークホルダーとのリレーション構築が重要な役割」Manager 前川 基【社員インタビュー】

前川 基 / TikTok for Business Japan, Global Business Solutions, Strategic Accounts, Manager, FMCG

 

――TikTok for Businessにジョインするまでの経歴、TikTok for Businessを選んだ理由は?

外資系の食品・飲料メーカーや製薬会社でマーケティングの部署に所属し、メディアプランニング、SEO、Webサイトの分析、SNSアカウント運用などを担当していました。それ以前は広告代理店で働いており、マーケティング業界での経験は10年以上にわたります。

入社するきっかけについてですが、少し前に遡ります。iPhoneの登場以降、スマートフォンの普及に伴うメディアの潮流が大きく変化したのはご存知の通りかと思います。アドテクノロジーを駆使し、どのメディアをタッチポイントとすべきかを模索していた時代から、影響力のあるプラットフォーム内でどのようなコミュニケーションをするか、コンテンツの重要性が高まっていったことを記憶しています。

事業会社で業務を担当していた当時、スマートフォンというハードが変わらない限り、選定するメディア、コミュニケーションもそこまで変化しないだろうと考えていましたが、そんな矢先、TikTokが登場したことでメディア環境が一変しました。驚きとともに「まだまだ自分には学んでいないことがある」という気づきを得ました。それはある種、“悔しさ”にも似た感情だったかもしれません。

プラットフォームの中でもTikTokが際立った特長を持っていると感じたこと、その影響度を知りたいという気持ちと、これまでの経歴とは異なるプラットフォーム側に立って、なぜ”TikTok売れ”などの現象が起きているのかを知りたいという気持ち。またそれを通じてマーケターの皆様にも貢献できるのではないかという思いが芽生えました。

 

――現在のTikTok for Businessでの役割は?

Managerとして、主にFood & Beverage領域のクライアントを担当しつつ、QSRといわれる外食チェーン、コンビニエンスストアまで複数のナショナルクライアントを任せてもらっています。

現在のポジジョンは、直接クライアントと向き合えるので、クライアントごとに寄り添い、抱えている課題を深掘りしています。パートナーとしてクライアントと関係を構築しながら業務を進めることは、TikTok for Businessで取り組みたいことの一つでしたので、理想的な環境にいると思っています。

 

――具体的な仕事内容は?

TikTokを通じたブランドキャンペーンを成功に導くことが私たちのミッションではありますが、クライアントとのリレーションの構築も大きな役割です。

TikTokトレンドに関する情報を提供することを基本としながら、ブランドの抱える課題について、その背景から適切な解決策を導き出すということをクライアントと一緒に行っています。

社内には運用コンサルを担当しているCSMというポジションがあるので、クライアント課題や予算規模を彼らに共有しながら、一丸となって取り組んでいます。

 

――クライアントと向き合う際、心がけているポイントを3つ挙げるとすれば?

まず1つ目は『前提となる情報の整理』です。

ブランドの課題を把握する際、その背景などの前提情報をきちんと整理しておかなければ、その先にある解決策の提案にもズレが生じてしまいます。

2つ目は『ブランドの課題を明確にする』ことです。

TikTokには様々な広告メニューやソリューションがあり、その手法をどう活用するかによって得られる効果が変わってきます。より効果的で効率的な提案をするために、ブランドの課題を明確にヒアリングすることが重要だと考えています。

3つ目は『ステークホルダーにも目を配る』ことです。

“TikTok売れ”という現象が広まったように、TikTokの影響力は大きくなっています。そのため、ブランド課題への解決策を提案する際、クライアントの社内だけでなくステークホルダーのことも意識するようにしています。例えば、クライアントが消費財メーカーの場合、小売店にもTikTokでのキャンペーンの意図や効果が伝わりやすい提案内容にすることを心がけています。

 

――特に印象に残っている案件は?

この1年半という期間でも多く印象に残っている案件がございますが、その中から2つご紹介します。

まずは、ネスレ日本の「キットカット」日本発売50周年プロモーションについてです。このフルファネルでのプロモーションでは、TikTokが商品認知からユーザーとのコミュニケーション、さらに店頭での購入促進までの役割を果たしました。

一般的にスナック菓子のカテゴリーでは、デジタル広告が店頭での購入につながるケースは少ないと言われてきましたが、このプロモーションではTikTokが店頭での購入を後押ししました。そこには、他のメディアとは一線を画す、TikTokのプラットフォームとしての特やユーザー特性があります。

このプロモーションによって、TikTokだから生み出せた付加価値を広く世の中に提示できたと思っていますが、その一つが、今年4月に開催した年に一度の大型イベント『TikTok ForYou Summit 2024 Japan』でのセッションです。ネスレ様とともに登壇し、「メディアで高まったエンターテインメントの熱量をそのまま店舗へ。キットカットのTikTokプロモーションを成功に導いた秘訣とは」というテーマで、多くのマーケターの方々にお伝えすることができました。

続いて、日本マクドナルドの「#シズル文學」についてお話しします。

「#シズル文學」は、『TikTok for Business Japan Awards 2024』に新設された「Creative Category」において、グランプリとBest Innovation部門のダブル受賞という快挙を成し遂げました。

ここに至るまで、早い段階からクライアントの担当者とコミュニケーションを深めていて、前年度の『TikTok ForYou Summit 2023 Japan』で他社のセッションを一緒に聞きながら、「来年、この会場で発表できるようなプロモーションをやりましょう!」という言葉を交わしたところから始まりました。

日本マクドナルド様の商品計画に沿って、代理店様含めて”チームマクドナルド”として様々な方と協力させていただきながら成果につなげられたことが印象深く残っています。

もちろん、私たちは自らがクリエイティブを作ることはできませんが、すべてのステークホルダーを理解し、クライアント課題を解決するためにTikTokの価値を提供しながら、その価値をより多くの人に知ってもらうというところに、この仕事の醍醐味があると感じています。

 

――TikTok for Businessで働いている中で、「喜び」や「楽しさ」を感じる瞬間は?

検索しても答えがない課題に対して、複数の要因から仮説を導き出し、ブランド課題の解決の一助になれた時です。

例えば、クライアントから“TikTok売れ”を起こしたいと相談されたとしても、その答えはクライアントごと、さらには抱えている課題ごとに異なるため、即座に返せるものではありません。

共通の模範解答が存在しない中、クライアントに理解され、受け入れられる答えを出すには、大小さまざまな気づきに目を向けて追求していく必要があります。そういった地道な作業は、強い好奇心がなければ続かないと思っています。

「TikTokはユーザーの行動変容を促すプラットフォームである」という調査結果が出ていますが、その裏付けとなるTikTokの特長を理解いただき、プロモーションが成果につながった時は、月並みでありますが、嬉しく思います。

最後に、ここまで読んで、当社の仕事に少しでも興味を持っていただいた方にお伝えします。

私たちの仕事は、クライアントの施策がより良い方向へ進む舵取り役なので、常に好奇心を膨らませている方と一緒に働きたいです。

もちろん、私自身も「こういうことがしたい」というWillを常に持ち続けていたいと思っています。

 

TikTok for Businessは、経歴や入社年数に関わらず、主体性を持って行動することでキャリアを成長させることができます。

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