TikTok Ads、サービス開始2周年を振り返り、プロダクトアップデートを発表。
2019年12月3日、TikTok Adsは初の周年イベント「TikTok Ads Annual Marketing Event 2019」を開催。
幅広いジャンルの広告主様および広告代理店様に向けて、2019年の一年間にTikTok Adsで起こった変化や最新トレンドを紹介。さらに2020年の展望並びにアップデートを予定しているプロダクトを発表しました。
■2019年トピックス:2019年はユーザー層も広がり、「多様化」の年に
2019年、TikTok For Adsの日本でのビジネスにおいて、「TikTok」「BuzzVideo」「Ulike」という3つのアプリがさまざまなユーザー層をカバーし、ターゲットニーズに対応してきました。
2017年10月に日本でサービスを開始したTikTokにとって2019年は、まさに「多様化」の年。TikTokといえばダンスやリップシンクというイメージを持たれる方が多い中、2019年はTikTokのコンテンツの多様化が進み、グルメ、ペット、How toなどのジャンルが人気コンテンツとなり、特に教育カテゴリーは2,781%、ゲームカテゴリーは2,359%と急激な盛り上がりを見せています。
また、ソーシャルグッドなコンテンツにかなり注目が集まる一年でもありました。横浜市様とは市のプロジェクトである「医療の視点」の一環として、「#胸キュンチェック 」というハッシュタグチャレンジを実施。このキャンペーンの狙いは乳癌検診の啓蒙という難しいテーマでしたが、総再生数が1億回を超え大きな話題となりました。
日本赤十字社様と取り組んだ「#BPM100 DANCE PROJECT」というハッシュタグチャレンジは、アジアで最も栄誉ある広告賞「Spikes Asia 2019」において、TikTokを活用したキャンペーンとして初めて国際的な広告賞を受賞しました。
ユーザー層はますます拡大し、世界的セレブリティやビックタレントもアカウントを次々と開設。日本でも多くの著名人もTikTokアカウントを開設し始め、話題となりました。
そして2019年最大のニュースは、11月20日にTikTokが全世界で15億ダウンロードを突破したというSensor Towerからの発表です。10月のApp Store、Google Playでダウンロードランキングでは総合1位を獲得。日本はもちろん、世界的にもTikTokの勢いが加速した1年となりました。
▲TikTok Ads, Head of Ads 西田 真樹
■5G時代のmeme(ミーム)文化:UGCが左右する時代へ
▲TikTok Ads, Creative Strategy Director 廣谷 亮
TikTokユーザー白書のデータからTikTokを見てみると、他のSNSに比べて「前向きで楽しい気持ちになれる」というスコアが高くなっています。また、新しいコンテンツに出会うことで、新しい発見があり、興味が広がると感じている人が多く、スキップされにくい環境を形成。エンゲージメントの拡大につながっています。
TikTokのポジティブな視聴環境は、来たるべき5G時代に向けたmeme文化を作り出しています。memeとは「文化の中で、人から人へと拡がっていくアイデア・行動・スタイル・慣習」のことですが、TikTokには音源をフックにユーザーが真似をして遊んでいく文化があり、これはUGC(≒体験)が広がっていくひとつの形と言えます。
ハッシュタグチャレンジを例にすると、3本の公式動画、4本のインフルエンサー動画に対し、UGC動画は10,000本も誕生します。その再生回数は公式動画が300万〜500万回に対し、1,000万回〜1億回と驚異的な数字となっています。
UGCの拡大は「動画視聴による追体験」「スタンプでの疑似体験」「動画投稿」「ハッシュタグチャレンジへの参加」といった体験を促す好循環に繋がっています。
UGCを活用したハッシュタグチャレンジの成功事例として「リステリン」「サントリー クラフトボス」を紹介。広告主様より、具体的な取り組み内容と成果についてご説明いただきました。
「リステリン」のプロモーション事例はこちら:
https://tiktok-for-business.co.jp/archives/1924
「サントリー クラフトボス」のプロモーション事例の詳細はこちら:
https://tiktok-for-business.co.jp/archives/1838
■2020年TikTokのキーワードは「Authentic」と「Experience」
TikTok For Businessの調査では、次世代市場を担うスマホネイティブ世代は「マーケティングに騙されたくない」と感じている人が半数以上となっており、彼らはアンチマーケティング世代であると言えます。彼らにとって信じられるものは「リアルさ」であり、それは“体験”や“本質”を意味しています。
マーケティングを信じないスマホネイティブ世代と向き合い、彼らの気持ちを動かすために、TikTokが掲げる2020年のキーワードは「Authentic」と「Experience」です。
▲左から
TikTok Ads, X Design Center Head of X Design Center 鈴木 瑛
TikTokクリエイター バーソロミュー・ブックさん
TikTokクリエイター 景井ひなさん
■2020年プロダクトアップデート
▲TikTok Ads, JapanProduct Strategy and Operation 岩田 幸也
2020年はリッチなブランド体験を提供し、ブランド体験を可視化できるように順次にプロダクトアップデートしていく予定です。
・「TikTok Creator Marketplace」
多様化するTikTokクリエイターと、企業のみなさまをダイレクトに引き合わるため、ブランドとTikTokクリエイターのコラボレーションをサポートするプラットフォームをローンチします。
・ブランド体験したユーザーを囲い込む「#Challengeリマーケティング」
ブランド体験の場として多くの広告主様に活用していただいている#challengeにおいて、過去動画をポストしたユーザーやUGCを閲覧したユーザーなどに対して更なるメッセージ強化を図るため、インフィード広告を利用してリマーケティングをする事でより強固なユーザーとの接点を構築します。
そのほか、ブランド体験をしたインフルエンサーの動画をインフィード広告で届ける「クリエーター リザベーション ブースト」や広告プラニングで活用していただくための「オーディエンスインサイト」、またキャンペーン効果測定ツールの対応も随時アップデート予定です。
■人気クリエイター9組10名が一同に集結!
人気TikTokクリエイターの景井ひなさん、仮メンタリストえるさん、きょんぺいさん、サラ・コールディさん、南部桃伽さん、バーソロミュー・ブックさん、やみちゃんさん、ゆりさん、ロイさん(順不同)が登壇。TikTokの日本でのサービス開始2周年のお祝いのコメントもいただきました。また、フォトブースでは、イベント参加者にTikTokやUlikeでの撮影の仕方やコツも伝授してくれました。
▲左から
TikTokクリエイター バーソロミュー・ブックさん、景井ひなさん、きょんぺいさん、ロイさん、南部桃伽さん、サラ・コールディさん、ゆりさん、やみちゃんさん、仮メンタリストえるさん
■TikTok Award 2019 授賞式:企業部門、個人部門の各賞を発表!
イベント終盤では「TikTok Award 2019」授賞式を開催。企業部門ではプラチナパートナー、ゴールドパートナー、個人部門ではプラチナパフォーマー、ゴールドパフォーマーを表彰しました。
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