2020年、TikTok For Businessトピックス | 【公式】TikTok for Business: TikTok広告

2020年、TikTok For Businessトピックス

2020-12-23

世界規模での大きな出来事が起こった2020年、人々の生活スタイルにも大きな変化をもたらす一年となりました。

新しい生活スタイルとともに情報接触の在り方やマーケティング・コミュニケーションにも変化がみられた2020年のTikTok For Businessを振り返ります。

2020年、TikTok For Businessトピックス

ユーザーの視聴環境の変化

TikTok For Businessがサービスを提供している4つのプラットフォームでは、ユーザーの視聴環境の変化に伴い、利用状況にも変化が見られました。

■TikTok

  • 2020年4月、ダウンロード数が世界で20億を突破。2020年上半期、第3四半期、10月、11月でのダウンロード数としては過去最高を記録。(出典:センサータワーレポート 20204月発表)
  • 再生数は1年で210%伸長し(自社調べ:201910月〜202010)1日の平均視聴時間も42分から56分まで延びています。(自社調べ:2020年第3四半期現在)
  • TikTokユーザー年齢分布:1624歳47.7%25歳以上52.3%(出典:AppAnnie 202012)

■BuzzVideo

  • 1500万ダウンロードを突破、ダウンロード平均成長率は150%となりました。
  • 月間平均利用時間44
  • 5月に、初となる「BuzzVideo白書」を発表。BuzzVideoユーザーの動向と実態を通して、購買力の高い30代から60代までの令和ミドル世代の消費ドライバーを解明しました。

■Pangle

  • ネットワーク全体のMAU5,100万以上となり、1月から10月までのDAU成長率は360%を記録しました。
  • グローバルでTop100のゲームパブリッシャーのカバー率が80%まで拡大。
  • 日本でTop20の漫画メディアのカバー率も70%まで到達。

■Ulike

  • カメラアプリ年間ダウンロードランキング3位(出典:AppAnnie 202012月)
  • TGC出演モデル&ゲストが選んだカメラアプリ1位(202012TGCteen出演モデルらが選ぶナチュ盛れ「カメラアプリ」TOP3

 

また、三密を避け、ソーシャルディスタンスを取り、働き方も「オフィスワーク中心」から「リモートワーク推奨」へ移行するなど、生活様式にも大きな変化が起こりました。

11月に発表したTikTokユーザー白書第3弾(2020.11)のTikTokユーザー調査では、生活スタイルの変化に伴い、さまざまな事柄に新たに興味を抱くユーザーが多くいることが発見されました。

このことは、これまでのインターネット検索のように、目的を持って直線的に“回答”を求める情報接触スタイルから、目的を持たず自由気ままに“回遊”する情報接触スタイルへの変化につながり、マーケティング・コミュニケーションの変化にも影響を与えています。

TikTokの真骨頂である、目的を持たない回遊的な情報接触は、ユーザーの新しい興味との出会いを生み出しています。

詳しくは、TikTok For Business オフィシャルユーザー白書 第3弾 発表! 回答から回遊へ 興味で突破する時代の再来。

2020年のTikTok人気コンテンツ、キーワードは「多様化」「グローバル化」「トレンド発信源」

2020年はコンテンツの多様化がさらに進み、どの世代のユーザーも楽しめる幅広いジャンルのコンテンツが投稿され、海外のトレンドが日本でも次々と流行しました。

また、異例の大ヒットとなった瑛人さんの「香水」のように、TikTokがきっかけで人気に火が付き、音楽チャートを席巻した楽曲も数多く見られた一年でした。

今までよりも自宅にいる時間が長くなったことによって、自宅でできるエクササイズ動画がトレンドになり、音楽に合わせてさまざまトレーニングをする動画が急増するという現象も。

詳しくは、2020年にTikTokで流行ったハッシュタグチャレンジとは|キーワードは「多様化」「グローバル化」「トレンド発信源」

ブランドエフェクトから見た2020年のトレンド

先端テクノロジーを用いて、さまざまなクリエイティブコンテンツを実現するTikTokのブランドエフェクトは、ユーザーが思わず試したくなる面白さやリアルさで、ますますユーザーからの人気が高まっています。

ユーザーの自由な発想でクリエイティブなコンテンツが作れるエフェクトや、静止画をアップロードするだけで動画が自動生成され、誰でも簡単にコンテンツが作れるエフェクトなど、バリエーションが広がり、幅広く活用されるようになりました。

また、ゲーム系エフェクトが数多く公開された一年でもありました。

詳しくは、2020年TikTok人気ブランドエフェクト5選|ブランドエフェクトから見た最新トレンドとは>

同時に今年は、企業やブランドのキャンペーンにブランドエフェクトを活用する事例も増えています。

5月に実施したYSLのハッシュタグチャレンジ「#YSLロックシャイン」で開発したオリジナルブランドエフェクトは、実際にリップをつけているかのような擬似体験をTikTokユーザーに提供。その背景には、「お客様が店頭に足を運べない」「店頭にお客様が来ても、テスターが使えない」「マスク利用やステイホームによりリップを使う機会が減っている」という、これまでにない新たなビジネス課題がありました。

詳しくは、【プロモーション事例】ラグジュアリーブランドYSLの世界観と再現度の高いブランドエフェクトで、21万回もブランドエフェクトを体験>

TikTok For Businessがローンチ

6月、従来の広告の枠組みを超えたコミュニケーションを通じて、認知拡大から顧客獲得までさまざまなファネルにおけるビジネス課題を解決できるプラットフォームとしてTikTok For Businessがローンチしました。

広告と生活者の信頼関係が希薄になりつつある時代において、広告だと感じさせない新しいコミュニケーションの必要性が高まっている中、生活者の意識や時代の変化を捉え、ブランドエフェクト、ハッシュタグチャレンジなど、従来の広告の枠組みを超えたコミュケーションを提供し、企業や自治体、各種団体が「ユーザーに語りかけるコンテンツ」を作ることができるプラットフォームを今後も目指していきます。

詳しくは、「TikTok For Business」ローンチのお知らせ>

セルフサービスで広告配信ができるオンライン運用型広告プラットフォーム「TikTok For Business」のサービス開始

これまで大手企業を対象にオフラインでの契約にて広告主様のアカウントを開設し、広告配信を行ってきましたが、昨年12月、オンラインでアカウント開設から広告配信まで実施できる「TikTok For Business」をリリース。試験運用期間を経て、今年4月から本格的なサービスを開始しました。

TikTok For Business」は、中小・ベンチャー企業、地方企業、中小代理店、中小App Publisher(主にゲームジャンル)などを対象に、すべてセルフでご利用いただけるサービスで、広告配信するクリエイティブ素材についても、オンライン上で簡単に制作できる環境を整備しました。

詳しくは、中小企業がセルフで広告配信ができる「TikTok For Business」を開始>

ブランドと世界中のTikTokクリエイターをマッチングするTikTok Creator MarketplaceTCM)のサービス開始

世界中の広告主の方々に向けて、クオリティーの高いコンテンツの提供と優れたTikTokクリエイターとのコラボレーションの実現を目的に、TikTok Creator MarketplaceTCM)を構築し、7月よりサービスを開始しました。

今後は、より多様化するTikTokクリエイターと、広告主とをダイレクトに引き合わせることができるマーケットプレイスとして、広告主とクリエイターが協働できる環境づくりを目指します。

詳しくは、ブランドと世界中のTikTokクリエイターをマッチング。 TikTok Creator Marketplace(TCM)のサービス開始>

2020年を代表するTikTokプロモーション事例

2020年、TikTokの多彩な広告メニューを活用したプロモーション事例から、一部をご紹介します。

■ミューズ「#手洗いチャレンジ」ハッシュタグチャレンジ

薬用石けん「ミューズ」による正しい手洗い方法を啓発する「#手洗いチャレンジ」を実施。

オリジナルの楽曲、ダンス、ブランドエフェクトにより、4ステップで正しい手洗い方法が分かるコンテンツとし、ユーザーがハッシュタグチャレンジに取り組むことで、正しい手洗い方法を啓発、さらなる衛生管理の徹底につなげました。

詳しくは、薬用石けんミューズによる「#手洗いチャレンジ」実施。4ステップで正しい手洗い方法を啓発>

 

YSL#YSLロックシャイン」ハッシュタグチャレンジ

YVES SAINT LAURENT BEAUTÉ(イヴ・サンローラン・ボーテ、以下、YSL)の人気リップ「ROUGE VOLUPTÉ ROCK’N SHINE(ルージュ ヴォリュプテ ロックシャイン)」の色味や質感を、TikTokの撮影機能を用いて擬似体感できるオリジナルブランドエフェクトを共同開発。外出自粛の中、自宅にいながらメイクのカラーシミュレーションができるブランドエフェクトを活用した、YSLでは初めてとなるTikTokキャンペーン「#YSLロックシャイン」を実施しました。

詳しくは、TikTokとイヴ・サンローランが初のコラボレーション! 大人気のリップを擬似体験できるキャンペーンを開始>

このキャンペーンでは、ほとんど広告配信をしなかったのにも関わらず、ブランドエフェクトの利用は21万回という驚異的な結果となりました。

その最大の成功要因は、
・ブランドエフェクトの完成度の高さ
・ブランドの世界観が女性たちの投稿意欲を促進した
という点にありますが、それをさらに後押ししたのがTikTokクリエイターの存在にありました。

詳しくは、【プロモーション事例】ラグジュアリーブランドYSLの世界観と再現度の高いブランドエフェクトで、21万回もブランドエフェクトを体験>

 

■カルビー「サッポロポテト」公式アカウント

2020年4月、カルビー株式会社は「サッポロポテト」のTikTok公式アカウントの運用を開始。フォロワーがゼロの状態からスタートし、1週間で再生回数が100万回を超えました。

このアカウントは広告を出稿しておらず、コンテンツだけでファンを獲得し、エンゲージメントを高めることに成功しました。

詳しくは、楽しくて作りたくなる「サッポロポテト」のアイデアレシピを公式アカウントで発信>

 

■ポケモンPokémon Café Mixブランドエフェクト+インフィード広告

可愛らしい世界観の中でポケモンたちと一緒に遊べるパズルゲームアプリ『Pokémon Café Mix』は、幅広い年代の女性からのポケモンブランド新作タイトルの認知獲得を目指し、オリジナルのブランドエフェクトを制作。ブランドエフェクトによって、ゲームの世界観や楽しさをユーザーに体感してもらいました。

このキャンペーンは、ブランドエフェクトにインフィード広告をプラスして拡散力を高めることで、開始からわずか1週間で13万人以上のユーザーにブランドエフェクトを体験してもらうという結果となりました。

詳しくは、【プロモーション事例】「ポケモン」の新作ゲームが体験できるブランドエフェクト、試したユーザーは約14万人!>

 

■世界初、日本初の新機能を搭載したブランドエフェクトを活用「#ポケモンと遊びたい」

『ポケットモンスター ソード・シールド エキスパンションパス』のキャンペーンでは、5匹のポケモンに対し、それぞれ異なる機能を搭載したエフェクトを制作しました。

「ピカチュウ」のエフェクトでは、TikTok初となる最新3Dアバターボディトラッキング技術を搭載、「ウールー」「モルペコ」のエフェクトは、より高精度なインタラクティブ機能によって、今まで以上にユーザー同士で競ったり遊べたりする「Miniゲームエフェクト」を日本で初めて搭載しました。

今回のブランドエフェクトは日本だけで、投稿数が開始からわずか1ヶ月で2万件を超え、体験数は100万回に到達しました。

海外でも広く拡散され、特にタイ、マレーシア、台湾などのアジア各国では、ブランドエフェクト公開当日から、非常に多くのユーザーに体験してもらうことができ、グローバルでの投稿数は約35万件、体験数は1800万回という驚異的な数字となりました。

詳しくは、世界で1800万人が体験!ピカチュウがユーザーの全身の動きをリアルタイムで再現する世界初のブランドエフェクト>

 

■ゴルフダイジェスト・オンライン「GDOスコア」TikTokスポンサーシップコラボパッケージ

ゴルフ潜在層へのリーチ強化を目的に、「TikTokスポンサーシップコラボパッケージ」の一つである「#TikTokスポーツライフ」に協賛。

TikTokユーザーはGDOスコアを知らない」と仮定し、サービス訴求を強めるのではなく、ゴルフをやらない人でも好意的に見てもらえ、さらにゴルフをやってみようかなという興味やニーズを喚起できるような動画クリエイティブを、TikTokクリエイターを起用して制作。広告っぽくなりすぎないような内容としました。

その結果、アプリ経由の新規会員数も前年同期比で141%、アプリ経由の新規会員の割合では、2030代が50%超まで伸びました。

詳しくは、アプリ経由の登録会員層、50%超が20〜30代に! チャレンジイベントとのコラボで潜在層にアプローチ>

 

■「DIESEL」運用型インフィード広告Brand Auction

TikTokの特徴である縦型全画面・音声付きでの動画訴求によって高いブランドインパクトを残し、リーチや視聴回数を最大化することができる運用型広告「Brand Auction」。

DIESELは、原宿のセレクトショップGR8とのコラボレーションを日本限定で展開。このプロジェクトの認知拡大を目的に、TikTokの運用型広告「Brand Auction」を配信しました。

CPV入札機能を活用し、動画視聴を最適化したところ、購買意向について、TikTokの予約型インフィード広告である「Brand Premium」の過去ベンチマーク比+300%以上という非常に高いインパクトを残すことができました。

詳しくは、DIESELが運用型インフィード広告「Brand Auction」を活用、購買意向のアップリフトが+300%超!>

 

 

この他にも、さまざまな業界の企業・ブランドがTikTokを活用したプロモーションに取り組んでいます。

TikTok活用事例はこちら>

 

 

TikTok For Businessは、マーケティングソリューションを実現するプラットフォームです。新しい興味や関心ゴトを探しているオーディエンスと、企業/ブランドを自然に結びつけることで、広告という従来的な枠組みを超えたコミュニケーションを実現。認知拡大から顧客獲得まで、さまざまなファネルにおけるビジネス課題を解決に導きます。

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