ECなどWebサイトのコンバージョン獲得を成功させる「Pangle」運用のポイントを徹底解説!
TikTok For Businessが運営するモバイルアプリ広告プラットフォーム「Pangle(パングル)」。
本記事では、コンバージョンを獲得し、広告配信量の拡大を実現するためのPangle運用のポイントについて解説します。
※本記事の内容は、EC等、Webサイトの広告主様向けとなっています。アプリの広告主様の場合、運用のポイントが若干異なります。予めご了承ください。
目次
1. Pangleとは
Pangle(パングル)は、TikTok For Businessが運営する「モバイル広告プラットフォーム」。
他社のアプリと連携し、当社の配信ロジックや機械学習を用いて、多様なジャンルのアプリに広告を配信することができるプラットフォームです。
(1) Pangleの提携アプリ
Pangleは、ゲーム、漫画、ライフスタイル、ツールなど、様々なジャンルのアプリと提携しています。
特に、多くの企業が展開しているゲーム、漫画アプリは、グローバルゲームアプリTOP100のうち80%のアプリ、日本の漫画アプリTOP20のうち70%のアプリと提携しております。
(2) Pangleの強み
Pangleの実績例
※目標CPAで獲得しつつ、月に数千万円規模の配信を実現している商材の一例です。
- 商材:フェイスケア
- セグメント:日本、日本語
- 商材:オーラルケア
- セグメント:日本、日本語、25歳以上
- 商材:債務整理
- セグメント:日本、日本語、18歳以上
(3) Pangleの広告枠とフォーマット
Pangleの動画は5〜60秒の尺に対応しています。Pangleの提携アプリは縦型アプリが多く、またリワード動画広告の枠は5~30秒の尺の動画のみ対応していますので、縦型で最大30秒の尺の動画を推奨しています。
また、より配信量を拡大させるために、可能な限り多様なフォーマットでの入稿がお勧めです。
※Pangleには「プレイアブル広告」フォーマットもありますが、こちらはアプリのお客様のみ対応可能です。
2. Pangle運用のポイント
Pangleのアカウント構造は、「キャンペーン」「広告セット」「広告」の3階層となっています。
「広告セット」単位で、目標に対しての最適化がおこなわれるため、「広告セット」の設定はとても重要です。
(1) 配信条件設定のポイント
①Pangle専用の「広告セット」を設定する
同一の「広告セット」を使い、複数のプレイスメントで配信すると、初動の傾向によりTikTokやBuzzVideoに露出が偏りやすくなるため、Pangle専用の「広告セット」で配信することをお勧めします。
②複数のPangleの「広告セット」で配信する
Pangleは多数のメディアのネットワークのため、配信開始後わずかな初動の傾向により特定のメディアに露出が偏ります。複数の「広告セット」で配信し、Pangleの成果を確認しましょう。
③可能性のあるユーザーは除外しない
全てのプレイスメントで「可能性のあるユーザーは除外しない」ことを推奨していますが、Pangleでは特に重要です。自社アプリではないため、ユーザー情報の取得に制限があることがその理由です。
④ CV最適化で配信する場合、「広告セット」の日予算を『目標CPA× 20以上』にする
広告セット毎に50CV獲得するとCV最適化が本格稼働し、さらに直近のCVが最適化に大きく影響します。学習期間を早く終了し、継続的にCV最適化をかけ続けるために、「広告セット」の日予算を『目標CPA×20以上』に設定することをお勧めします。
ただし、Pangleは初動のCPAがTikTokやBuzzVideo以上に高騰しがちです。そのため、上記の予算設定が難しい場合、広告セットの日予算を『目標CPA×5以上』で設定し、CVがついてきたら設定予算を上げていくことがお勧めです。
⑤ 25〜30秒の縦型動画を必ず用意する
Pangleの提携アプリは縦型アプリが多いため、縦型アプリでフルスクリーンで表示される縦型動画を必ず用意しましょう。様々な要素の詰まった尺の長い動画の効果が高いという傾向があるため、25〜30秒がお勧めです。
※30秒以上の動画は、リワード動画広告の枠を超えるため、配信不可となります。
Pangleでの配信をさらに拡大したい場合、以下をお勧めします。
この4点を対応することで、目標CPAの獲得と広告配信量の拡大を実現できる可能性が高まります。
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