TikTokのブランドエフェクトの種類と事例を解説

2020-08-06

TikTok For Businessが提供するデジタルコミュニケーション機能のひとつ「ブランドエフェクト」は、先端テクノロジーを用いて、2D、3D、ARなど様々なクリエーティブコンテンツを実現します。
ブランド機能や世界観を “体感的”に提供することにより、投稿者にはブランド体験を提供、視聴者にはより強いブランドリフトが期待できます。

TikTokのブランドエフェクトの種類と事例を解説

本記事では、「ブランドエフェクト」が提供するバーチャルなブランド体験について解説します。

※関連記事:2020年TikTok人気ブランドエフェクト5選|ブランドエフェクトから見た最新トレンドとは

ブランドエフェクトによって提供可能なバーチャルブランド体験は、目的やアプローチによって大きく3つのパターンに分類できます。

店舗やイベントでの商品トライアルを代替・効率化したい!
→ベネフィット体験型

ブランドの新しい楽しみ方を提案・啓蒙したい!
→エデュケーション型

世界観を通じてブランドへの共感・親近感を高めたい!
→世界観体験型

この3つのパターンについて、活用事例とともにご紹介します。

ベネフィット体験型

ユーザーベネフィットを視覚的に演出、シミュレーションする体験を通じて興味喚起・トライアル促進へ貢献します。

パターン1: ベネフィットの再現

視覚的に伝えやすいベネフィットを強調したい時に有効です。実際に試用・購入しなくても、よりリアルに近い表現でベネフィット体験を提供することができます。

YSLのハッシュタグチャレンジ「#YSLロックシャイン」では、全11色のカラーバリエーションの中から6色を厳選し、オリジナルブランドエフェクトを開発。実際にリップをつけているかのような擬似体験をTikTokユーザーに提供しました。

(詳しくはこちら:TikTokとイヴ・サンローランが初のコラボレーション! 大人気のリップを擬似体験できるキャンペーンを開始。

 

パターン2: ベネフィットの可視化

風味・香り・手触りといった感覚やニュアンスの変化などをビジュアライズしてベネフィット体験を提供。伝えにくい素材感やテクスチャーなどのベネフィットも、ビジュアライズすることで伝えます。

エデュケーション型

ブランドの新しい楽しみ方を具体的に想起させ、行動喚起・習慣付けへと繋げることができます。

パターン1: 季節に沿ったシーンの提案

時節や催事と掛け合わせた楽しみ方を提案。トレンド感のあるビジュアル×アクションで行動喚起します。

 

パターン2: 日々の行動喚起

TikTokらしい楽しみ方と掛け合わせることで、まだ世の中に浸透していない考え方や行動をインプットし、習慣付けることにつなげます。

例えば「おうちで毎日15秒フィットネス」では、自宅で過ごす時間が長くなっている今、新しい習慣を提案しています。

世界観体験型

デジタルならではの演出でブランドの世界観へ没入する体験を創出し、共感・親近感を深めます。

パターン1: パッケージやロゴに触れる

ブランドとの接点を印象的に演出。体験の中で自然とブランドの顔であるパッケージやロゴに触れてもらう機会を作ります。

コパトーンのハッシュタグチャレンジ「#キレイ魅せガール」では、メイクアップ効果のあるUVケア製品というユニークポイントを訴求するため、メイクアップ効果を擬似体験できるオリジナルブランドエフェクトを開発。4タイプのメイクアップ効果のイメージ合わせたフレームを用意し、そこでブランドロゴに触れてもらうという仕組みにしました。

(詳しくはこちら:「コパトーン」キレイ魅せUVシリーズをTikTokブランドエフェクトで擬似体験

 

パターン2: イメージ・メッセージ伝達

ブランドイメージやメッセージを視覚化、世界観の中で理解を深めます。
映画やゲームのキャラクターになれるなどのティザープロモーションに最適です。

TikTok For Businessのブランドエフェクトは先端テクノロジーにより、目的に応じて最適なクリエイティブコンテンツを実現します。

ハッシュタグチャレンジやインフォード広告などの広告メニューとセットでご利用いただけますので、ご興味のある方は「お問い合わせ」よりご連絡ください。

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