ハードゲームのTikTok運用型広告を分析、課金率を高めるクリエイティブTipsを初公開
TikTok For Businessでは、2020年1月1日〜2021年4月13日に日本でのTikTokにおけるハードゲームの運用型広告を分析し、課金率を高めるクリエイティブTipsを初公開しました。
※本Tipsにおけるハードゲームの定義は以下のジャンルとなります。
MMO、RPG、シミュレーション、バトルロワイヤル、リズムゲーム(IP系)、戦略ゲーム
課金率の高いクリエイティブの特徴
個々の広告を課金率(Payment数/CV数)で分析し、特に課金率が高かったクリエイティブ要素を抽出したところ、課金率を高める6つの要素が見えてきました。
1. 他コンテンツとのコラボレーション
他コンテンツなどとのコラボレーションを訴求した素材は、そうでない素材より課金率が約180%、CVRが200%以上高くなっています。
その中でも、特にTikTokでの動画再生数が多いものとのコラボは、より高い効果が期待できます。
2. キャンペーン・イベントの告知がある
キャンペーンやイベントの告知が入っている素材は、告知が入っていない素材よりも課金率が約110%、CVRは約230%高くなっています。
3. 当たり・外れ要素がある
スロットマシーン、金の卵、福引など「当たり外れ要素」を入れた素材は、入っていない素材よりも課金率が約120%、CVRは約160%高くなっています。
4. ナレーションが入っている
ナレーションが入っている素材は、ナレーションが入っていない素材よりも課金率が約125%高くなっています。
5. ガチャ要素を複数回表示している
ガチャ、ジェム、スキン、限定キャラなど「ガチャ要素」を複数回表示している素材は、1回だけしか表示していない素材よりも課金率が約105%、CVRが約110%高くなっています。
6. ガチャ要素を冒頭5秒以内に表示している
「ガチャ要素」を5秒以内に表示した素材は、5秒以降に表示した素材よりも課金率が約120%高くなっています。
このようにクリエイティブの構成要素を工夫することで、ハードゲームでの課金率をより高め、収益拡大につなげることができます。
<調査概要>
調査時期:2020年1月1日〜2021年4月13日
調査データ:条件に合致した計472素材
調査対象:ハードゲームのTikTok運用型広告
※本Tipsにおけるハードゲームと定義するゲームジャンル
MMO、RPG、シミュレーション、バトルロワイヤル、リズムゲーム(IP系)、戦略ゲーム
※ハードゲームに含まれないジャンル例
パズルゲーム、シューティングゲーム、レースゲーム、スポーツゲーム、カジノゲーム、乙女ゲーム、アドベンチャーゲーム、占いゲームなど
上記以外にもデータに基づいた詳細な分析を行い、レポートにまとめています。
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