TikTokのハッシュタグチャレンジで成果を出す5つのポイントと活用事例
前回の記事「エンゲージメントは約4倍に! 急成長しているハッシュタグチャレンジをデータで解説」では、ハッシュタグチャレンジの基礎を解説しました。
今回の記事では、ハッシュタグチャレンジをより効果的にする5つのポイントを解説します。
1.キャッチーな楽曲を使う
ユーザーが覚えやすく、ハッシュタグチャレンジに参加したくなるようなキャッチーな楽曲を使うと、より効果的になります。
オリジナルの楽曲は、ブランドイメージを保ちながらインパクトのあるハッシュタグチャレンジを実現することができます。また、TikTokクリエイターを活用し、オリジナル楽曲を作成することもできます。
(活用事例:ブックオフ「#ブックオフなのに本ねーじゃん」)
オリジナル楽曲でなくても、広告主様が商用利用権利を保持している楽曲は、ハッシュタグチャレンジで利用が可能です。
「TikTok Audio Library(https://cc.oceanengine.com/service/music/JP/ja-JP/)」の楽曲は全て利用可能となっていますので、商用利用権利のある楽曲を持っていない場合はこちらの楽曲が使用できます。
また、ビジネスアカウントを申請していただけば、アカウントと関連している楽曲ライブラリーは全て商用利用が可能となります。
(商用楽曲ライブラリーのデモ)
2. 面白く、参加しやすい振り付け
面白くわかりやすい振り付けは、ユーザーの興味を引きつけることに有効です。しかし、ブランドの商品そのものなどを実際に手に持って動画を撮ることをリクエストしてしまうと参加のハードルが上がります。その代わりにブランドエフェクトを活用して、訴求したい商品を擬似体験させると効果は高まります。
まずはブランドとの関連性のある振り付けを用意し、ブランドエフェクトの完成度を高めることでユーザー自身による演出の難易度を下げると、より参加しやすくなります。
(活用事例:ミューズ「#手洗いチャレンジ」)
3. ブランドエフェクトの活用
ハッシュタグチャレンジとブランドエフェクトを組み合わせることで、より多くの参加者数、動画数を期待することができます。2020年上半期のデータでは、ブランドエフェクトを利用したハッシュタグチャレンジは、使用しないハッシュタグチャレンジよりもチャレンジページのPV数が146%増、動画数再生数80%増、動画数109%増、参加者数91%増、エンゲージメント137%増加という結果が出ています。
さらに、ハッシュタグチャレンジとブランドエフェクトをセットで実施した場合、ブランド認知が779.55%アップ、ブランド好意度も547.06%アップという結果が出たマーケティング目標達成に大きく寄与した事例があります。
また、ブランドエフェクトとのバンドルによって、より関連性の高いコンテンツが作られるようになります。
(活用事例:メイベリン ニューヨーク「#落ちないリップチャレンジ」)
ハッシュタグチャレンジと組み合わせることで、さらに強⼒な「ブランド体験ツール」となるブランドエフェクト。
より効果的に活用するためのTipsを公開していますので、こちらも併せてご覧ください。(ブランドエフェクトをより効果的に活用するためのTipsはこちら)
4. プレゼントキャンペーンやコンテストを開催
商品のプレゼントやCM出演など、ハッシュタグチャレンジ参加のインセンティブを用意することで、さらにユーザーの参加意欲を高めることができます。またクリエイティブコンテストのように、一般ユーザーが自分のクリエイティビティを発揮する場を作ることも効果的です。
(活用事例:サントリー「クラフトボス TEAシリーズ」クリエイティブコンテスト)
5. TikTokクリエイターを起用
タレントやTikTokクリエイターを活用することで、より効果的な広告をつくることができます。
TV等で活躍するタレントを活用した場合、広告認知率は平均+49%、ブランド認知は平均+15%、購入・利用意向は平均+19%の効果があるという結果が出ました。また、TikTokクリエイターを活用した場合、広告認知率は平均+62%、ブランド認知は平均+22%、購入・利用意向は平均+39%と高くなっています。
ユーザーから親近感を持たれやすいTikTokクリエイターであるため、より購入・利用意向が高くなる傾向にあると考えられます。
※調査対象:2018年7月〜2020年3月までの間に、広告メニュー「TikTok Brand Premium」を利用して出稿されたキャンペーンによる計算された結果
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